11月24日の講座2/威圧して言うことをきかせちゃダメ
今日は12月1日。
いよいよ12月。2013年も追い込みです。
11月29日は退職された先生の歓送会。
11月30日は大学の学生仲間との飲み会。
2日とも会場は豊橋でした。
行きは自転車、帰りは自転車を引っ張って歩いて帰りました。
涼しい(寒い)のと、星空の下の運動で、酔いがだんだん覚めていくのが心地よかったです。
何より2日とも、いい話ができたことが、心地いい気分を増幅してくれました。
さあ、今日こそ、11月24日の講座のまとめをするぞ。
前投稿のつづきです。
「子どもたちの目がキラキラ輝く授業づくり~聞く、話す、読む、書くの巻~」
講師:村上公也先生 赤木和重先生
〇モチベーション 子どものモチベーションを上げるための開発が大事
〇抽象的だったり、難しい内容だったり、伝えにくい時は、
とにかく無理やりにでも、具体化する(こじつけでもいい)。
〇具体物(教具・モデル)を実際に探しに行ったり、自分の手で作ってみると見通しがつく。
〇頭で考えているだけではダメで、手を動かして、試行錯誤し、形にすることが重要。
〇作るのは面倒なことだけど、子どもが喜んでくれたらうれしい。苦労が吹き飛ぶ。
※村上公也先生
〇ワイヤレスリモコン
ポケットの中にリモコンをひそませて、「ピッポ~ン」「ブー」などの音を出す。
回転灯を灯す。
〇カチンコ
子どもたちにスタートがわかりやすい。
やり直しがきく ※カチンコの役目として「やり直しがきく」と言うのはなるほどと納得。
〇楽しいということ
・楽しくなければ自発性や自主性を引き出せない。
・知的好奇心を刺激する楽しいがなければ、主体的な学習は期待できない。
(関心・モチベーション)
・「楽しい」は、子どもたちの内側に必然性を生じさせる。
・「将来のために辛いこと苦しいことを我慢させる学習」は、
本当に将来の学習を保証できるのか?
〇威圧して言うことをきかせちゃダメ。
〇好きになったら勝手に覚える。だから好きにさせる。
〇一度嫌いになったものを、好きにさせるにはたいへんな労力がかかる。
〇指し棒をたくさん持っている。
・黒板に貼られた漢字の読みを反復練習させたい時に、指し棒を使う。
・指し棒の多種につられて、子どもたちはやってみたいと思う。
・やりたいと思わせたらOK。結果として覚えたらそれが一番いい。
「威圧して言うことをきかせちゃダメ」
威圧したくてもできない私には追い風の発言。
さらにアイデア勝負、具体物をつくるなど、私には比較的向いている手法。
威圧できないから結果的にアイデア勝負でしたが、
でも、できないからこっちという考えには後ろめたさがありました。
その後ろめたさを減らしてくれた講座でした。
村上先生の講座が終わったあとの気持ちの良さは、この辺りでしょう。
子どもが学習を好きになるように、アイデアを一生懸命にひねり出して実践を継続しよう。
こうやってシンプルに考えられるようにしてもらいました。
すごく楽観的にしてもらいました。(次の投稿につづく)
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