病の起源 うつ病/文明社会が生み出した現象・感情
今日は12月1日。
11月25日に見た「病の起源 第3集 うつ病 防衛本能がもたらす宿命」(10月20日放映)
について書いています。前投稿のつづきです。
うつ病を引き起こすものとして「孤独」があります。
集団生活を営む人間が、何らかの理由でそれができなくなると「孤独」になり、
不安が扁桃体を刺激するのです。
言葉の誕生もうつ病にはよくありませんでした。
他の人から聞いた恐怖の体験談も、扁桃体を刺激してしまったのです。
しかし、「平等」は扁桃体を活動させませんでした。
狩猟民族のような「平等」な社会では、うつ病は発症しませんでした。
しかし、文明社会が「平等」を崩壊させました。
そして文明社会は様々な扁桃体を刺激するものを生み出したのです。
その様子を映像で表現していました。
「平等」が文明社会によって崩壊させられ、
代わりにうつ病につながる現象・感情がたくさん放出された様子が
とてもわかりやすく表現されています。
何枚も写真を撮ってしまいました。
「ねたみ」がけっこう目立っています。
「ねたみ」「そねみ」の感情は嫌いなんですが、湧いてきてしまいます。
この感情を超越した環境で生きたいと切に思います。
人はひと、自分は自分。そう思えたら、うつ病から遠ざかれるだろうなあ。
うつ病の治療としては、電極で扁桃体の活動をコントロールするものがあります。
適度の運動は、萎縮した神経細胞を再生させるそうです。
たった50分の番組ですが、勉強になりました。
もうああなりたくない。再発してほしくない。
明日も自転車通勤を楽しもう。
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