ドラマ「確証」・・・タンポポがでてきた話
今日は6月15日。
久々の投稿。ちょっと忙しかった。
話題はタンポポ。忙しくても見ていたドラマ「確証」にタンポポが登場していました。
6月3日放映の「確証」第8話です。
そのあらすじを、「確証」のHPから引用します。
ある日、捜査3課と入国管理局の合同摘発が行われることになった。
入管の目的は不法滞在の外国人労働者の摘発で、
一方、捜査3課の目的はその仕切り役・大久保英輔(橋本じゅん)の逮捕だ。
大久保は盗難車を仕入れて解体し、闇ルートで海外へ売りさばいていた。
ほどなく、萩尾(高橋克実)は逃げる大久保を追い詰め確保。
また、秋穂(榮倉奈々)は、もう1人の逃げる男に対して拳銃を向け制止を促すが、
男は無視して車道に飛び出し、車に轢かれてしまう。
男は病院へ搬送され、ICUへ運び込まれるが危篤状態だった。
男に付き添う秋穂は、せめて家族に知らせたいと思うが、身元がわかるものは何もなかった。
自分のせいで人が死ぬ……秋穂は病院から動けず自分を責め、秋穂を心配する萩尾の声も耳に入らない。
一方、萩尾は闇ルートと危篤状態の男の身元を大久保に吐かせようとするが、
そこで大久保は一つ条件を出す。男の身元を警察が調べることができれば、
闇ルートをしゃべってもいいというのだ。
「誰も信用しない」と暗い目をする大久保の様子を見た萩尾は、その取り引きに乗ってやると言い放つ。
危篤状態の男の身元を探るにあたって、萩尾は男が所持していたタンポポに注目しました。
危篤状態の男も大久保も同じタンポポの刺青をしていたことを萩尾は思い出していました。
萩尾に頼まれた鑑識が、調べた結果を萩尾たちに見せました。
私みたいに、画面を写真に撮ってじっくり見る人はそうはいないと思いますが、
この鑑識調査結果の画面はちゃんとできているように見えます。
鑑識結果って、本物もこうやって映し出されるのかなと想像します。
事件が平成25年5月31日、ドラマのあった3日前に起こったんだと思いました。
でも・・・総苞外片(そうほうがいへん)が上向きだとカンサイタンポポみたいに在来種、
外片が反り返っているとセイヨウタンポポ・アカミタンポポみたいな外来種だったので、
どうもこの写真は違うように思えます。
鑑識の結果、身元不明の男が持っていたタンポポがおよそどの辺りに生えているかが特定されました。
さらにそのタンポポの特徴として、排気ガスをあまりかぶっていないことも判明します。
萩尾と、復帰した秋穂がその地域のタンポポを調べ、聞き込みをします。
デジカメで花の写真を撮ることは、ふだんの自分の姿なので、
親近感がありました。
聞き込みの結果、身元不明の男がタンポポを摘んでいるのを見ていた男の子たちに行き着きます(奇跡的!)。
男の子たちは、その男からタンポポを「ディ・エンテデ・レオン」と言うことを教えてもらっていました。
その男はどうやら外国籍だとも判明します。
それならどこの国から来た男なのか。
タンポポの言い方がどこの国の言葉か調べました。
スペイン語だと判明。
さらに聞き込みの結果、身元がついにわかります。
アルゼンチン出身の日系3世のアルベルト。(俳優さんは日本人)
アルベルトは、同棲していた彼女のカメにエサとしてあげるためにあちこちでタンポポを摘んでいました。
だから排気ガスのかかっていないタンポポを選んだのです。
リクガメです。昨年度、教室で飼っていたカメを思い出しました。
タンポポを楽しそうに摘んでいるアルベルトを可愛がっていた”兄貴”の大久保は、
兄弟の杯がわりに、タンポポの刺青を彫ったと自供。
さらに闇ルートも自供して、事件は終了。
危篤状態だったアルベルトも、恋人と大久保に見守られる中、
意識が戻り、命が助かったところで番組も終了。
タンポポは英語ではダンデライオン(dande lion)ですが、
これはフランス語のdent de lionに由来します。
dentは「歯」という意味で、deは英語のofに当たります。
つまり「ライオンの歯」のこと。
タンポポの葉がライオンの歯に似ていることからできた言葉だそうです。
ドラマでは、このことも言っていました。
タンポポの登場で、いつも以上に印象が残った話でした。
ふ~、時間がかかりましたが、書き留めることができました。
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