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2013年3月31日 (日)

3月30日 特別支援教育講座その4 準備方針百人一首タッチタッピング

 

今日は3月31日。

 

前投稿のつづき。

【第9講座】特別支援を要する子どもを担任したときの「黄金の3日間対策」

〇「向山洋一は障害児教育にどう取り組んできたか」(明治図書)が講義のベース

〇どんな準備をしたか  

  記録を読む   

  本を読む

  医者に会う

  母に会いに行く       

〇基本方針を立てる

  ①自分自身と上手につきあえるようにする(自己肯定的な自己認識) 

  ②まわりの人と上手につきあえるようにする(人とつきあう社会的スキル)

〇黄金の三日間

  「クラスのルールをつくり」

  「クラスのしくみをつくり」

  「授業のルールをつくる」

〇具体的な方針

 ①劣等感の克服 いろいろな話をする

  誰でも可能性はある まちがいによって学問は発達する まちがえるからみんな成長する

  昨日の自分より今日の自分が成長することだ 他人と比べなくていい 先生が賢くしてやる

  ひきょうなことはきらいだ 弱いものいじめはきらいだ うそはきらいだ

  ※この方針は虚をつかれた。でもこういう話をしておくことで、子どもにじわじわ影響を与えるのであろう。なるほど。

 ②教育技術によってできないことをできるようにする

  TOSS教材 跳び箱指導 逆上がり指導 暗唱指導 漢字指導システム

 ③人格的な成長

  努力を継続させる ルールに従う(百人一首で負けを認めるのもここに入る)

  人の役にたつ行動をとる

 ④とにかく認める 全員の前で

  名札をつけている 挙手をしたなど。

※ここまでやるのが本当なのだと思う。少しでもこれから1週間でやろう。

 

〇参考文献 

 「発達障がい児本人の訴え~龍馬くんの6年間」(東京教育技術研究所)

 ※この本は、サークルの先生に薦められて以前購入。しかし積ん読状態。いい機会なので読もう)

 「発達障害の子どもたち」(講談社現代新書)

 ※また読み直そう。

 「自閉症スペクトラム障害」(岩波新書)

 ※全く知らなかった本。さっそく入手しよう。

 

 

 

【第10講座】グレーゾーンの子役付き模擬授業

〇赤ねこ計算スキルの授業

 発達障害の子につられて、周りの子たちの騒がしくなっていた。

 その状態を抑えようと先生がその場所に行くと、ほかのこの注目がその場所に行く。

 その子たちの声が耳に入ってします。

 先生が他の場所にたって、注目を先生に向けさせる。

 そうすれば、騒がしい声に注目がいかなくなる。

〇五色百人一首の授業

 取れなくてすねてしまう発達障害の子ども

 目の前にあるカードを読んであげる。

 カードの裏を見てもいいよとしておけば、どれを読めばいいかわかるのでいい。※なるほど!

〇資料より ※「授業の原則十ヶ条に沿って実践する」の「第10条 激励の原則」で、

 百人一首でほめることがズラッとあった。書き写す。

 

 早く準備できた子をほめる。札を並べるのが早い子をほめる。

 姿勢がいい子をほめる。

 「お願いします」がきちんと言えた子をほめる。

 たくさん覚えていて取るのが早い子をほめる。

 2人で力を合わせて全部の札を取れた子たちをほめる。

 「勝たせてもらって、ありがとうございます」と言えた子をほめる。

 「家で覚えてきたよ」という子をほめる。

 その日ポイントをもらえた子をほめる。

 負けたけど一生懸命している子をほめる。

 負けてすねて2試合目からできなかった子が、今日は最後の試合まですねずにできたことをほめる。

 片付けが丁寧にできた子をほめる。

 試合の最後に「ありがとうございました」ときちんと言えた子をほめる。

 自分の勝負札を取れた子をほめる。

 とにかく五色百人一首をしているとほめる場面がたくさんある。ほめることがたくさんある。

 子どもも、たくさんほめてもらえるので、

 楽しく五色百人一首に取り組むことができる。   

 

 ※書き写した!少々中断している五色百人一首をまた始めようと思った。

 

 

 

【第11講座】ビデオで見る「特別支援を要する子どもを巻き込む授業」

  セロトニンを出させる方法を教えてもらう。

  背中を指でトントンを叩くとのこと。

  「タッチタッピング」と言うようだ。心が落ち着く。

  参考:スキンシップでセロトニンを増やす

 

 

最後に、QAで出た発言について。

「すねたりすることはある。問題は切り替えができるかどうか」といった発言があったと思う。

賛成。1年間、特別支援学級担任をしてみて、すねないように、暴れないように神経を使ってきたけど、

後半、そうじゃないと思うようになった。

すねたり暴れないように環境を作るのも教師の役目だけど、

すねたり暴れたりしても、切り替えが早くなることを期待し、

クールダウンをさせたりするのも大事だと思った。

どうしたらすねた自分を、暴れている自分をコントロールできるようにするかも子どもにとっては大事な能力。

切り替えができた子はしっかりほめたい。

 

 

以上、3月30日の講座がとても良かったので、

少しでも内容が血や肉になるように書き写したりしました。

どうだろう?少しは血や肉になったかな? 

コメント

道草さん、こんばんは。
久しぶりにおじゃまさせていただきました。

HPが新しくなっていて、びっくりです。
でも、中身は今まで通りの宝の山でした。

発達障害、セロトニン5、あかねこスキル・・・どれも大賛成です。
河田先生の書籍、私も大変参考にしております。
今回も、たくさん購入してしまいました。
また、機会があったら交換してみるのもいかがでしょうか。

セミナーは、本当に勉強になりますね。
私も、時間を見つけて参加しなくては。

新年度の始まりです。
スタートダッシュをしております。

またおじゃまして、たくさん勉強させていただきます。
では、失礼します。

hot teaさん、コメントをありがとうございます。
講座は良かったです。
まだまだ勉強です。
次は4月29日の特別支援の講座に出ます。

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