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2013年1月21日 (月)

兵庫での2日間5・・・ももクロから学級づくり

 

今日は1月21日。

 

第2回『朝まで語ろう!M&M(俵原正仁&古川光弘)パワーアップセミナー』の報告第2弾。

 

第2講座 「ももクロ」からみる学級づくりの極意 俵原正仁先生

・ももクロの映像でスタート。ももクロの映像から教育の話へ持っていく展開。

 発想が楽しい。

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・「ももクロ」では、誰かが人気が高いとかではなくみんなが応援されている。

 AKB48では、そうではない。スポットの当たる人もいればそうでない人もいる。

 全員がいい・・・ファンのこういう態度は「箱推し(はこおし)」というらしい。調べてみる。

 次のサイトからの引用。

 ※ももパワー研究会 モノノフ用語辞典

 

 《箱推し》

 誰推しでもなく、ユニット全体・グループ全体を応援しているヲタ。

 全員大好きなので、指名制イベントは困る場合が多い。

 ももいろクローバーは特色のあるユニットであり、

 パフォーマンスの質も全体として高いことから、

 他のアイドルに比べて箱推しの比率が非常に高い。

 

・教育もこうあるべきだと俵原先生。学級を箱推しすべき。

・全員が好きだといいが、そうはいかない時は「嫌いじゃない」になればいい。

・嫌いになりそうな子どもをよく見て、いいところを小さくても見つける。

 その小さないいところを拡大解釈して、嫌いでなくなる。さすがの発想。

・「~よりの箱推し」(みんな好きだけど、○○○○が好き)

 一人だけを褒めていては、他の人は気分が悪い。

 一人を褒めたら、その列を褒める。

 その一人を褒めたら、同じネタで他の人を褒める。 

 

・教師の視線。

 教師は無意識に同じ方向を見ながら授業をしてしまう。死角ができて見ていない場所がある。

 視線を意識することが大事

・教師の立ち位置。

 これも上と同じ。教師は無意識に同じような場所に立っている。

 いろいろな場所に立ってオーラを発すべき。

・期間巡指

 最初から一ヶ所で長く止まらない。他の子が視野から消える。

 スタートがきれない子がクラスには複数いる。

 さっと巡って状況把握、

 2回目にヒントを与えてそれらの子にスタートをきらせる。

 その後に少し時間のかかる子に指導する。 

・音読指導・・・最初は必ず教師が読んで追い読みさせる。リピート・アフター・ミー。

 

・黒板に式と答えを書く授業。

 書いた式と答えを読ませるのは本人ではなくて隣の人。

 言いやすい。自分の式や答えではない。間違っていても隣の人の解答。

 丸つけは式に丸、答えに丸。できるだけたくさん丸つけをする。

 

・古代日本の数の読み方も紹介された。

 これは以前、ブログで書いたぞ→※FM豊橋は、1月23日「123・・」の話でした

 100は「もも」、1000は「ち」、10000は「よろず」

 思い出した~。

 

・できたかできなかったかを見るのではなく、伸びたか伸びていないかを見ていく。

 だから子どもによって注意が違ってくる。・・俵原先生が毎回言っていること。つまり大事なこと。

 

・いろいろな実践・・・自分のキャラに合わないと続かない。

 

・配布されたプリントで気になった文章。

 「『ごめんね』『うん、いいよ』は、人を許す練習でもある」

 「Bの理論を上げよ」

 「失敗を笑い飛ばせるクラス」

 「声に出して読みたい算数」

 「笑う門には学来たる」

 「意味のない会話の大切さ」

 「文章題変化のある繰り返しで定着」

 「水泳指導シャワーで寿限無」

 「とにもかくにも声をかける」  

 

・短いけどヒントになる言葉ばっかりです。これも収穫。

(つづく)

 

 

 

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