兵庫での2日間5・・・ももクロから学級づくり
今日は1月21日。
第2回『朝まで語ろう!M&M(俵原正仁&古川光弘)パワーアップセミナー』の報告第2弾。
【第2講座 「ももクロ」からみる学級づくりの極意 俵原正仁先生】
・ももクロの映像でスタート。ももクロの映像から教育の話へ持っていく展開。
発想が楽しい。
・「ももクロ」では、誰かが人気が高いとかではなくみんなが応援されている。
AKB48では、そうではない。スポットの当たる人もいればそうでない人もいる。
全員がいい・・・ファンのこういう態度は「箱推し(はこおし)」というらしい。調べてみる。
次のサイトからの引用。
《箱推し》
誰推しでもなく、ユニット全体・グループ全体を応援しているヲタ。
全員大好きなので、指名制イベントは困る場合が多い。
ももいろクローバーは特色のあるユニットであり、
パフォーマンスの質も全体として高いことから、
他のアイドルに比べて箱推しの比率が非常に高い。
・教育もこうあるべきだと俵原先生。学級を箱推しすべき。
・全員が好きだといいが、そうはいかない時は「嫌いじゃない」になればいい。
・嫌いになりそうな子どもをよく見て、いいところを小さくても見つける。
その小さないいところを拡大解釈して、嫌いでなくなる。さすがの発想。
・「~よりの箱推し」(みんな好きだけど、○○○○が好き)
一人だけを褒めていては、他の人は気分が悪い。
一人を褒めたら、その列を褒める。
その一人を褒めたら、同じネタで他の人を褒める。
・教師の視線。
教師は無意識に同じ方向を見ながら授業をしてしまう。死角ができて見ていない場所がある。
視線を意識することが大事。
・教師の立ち位置。
これも上と同じ。教師は無意識に同じような場所に立っている。
いろいろな場所に立ってオーラを発すべき。
・期間巡指
最初から一ヶ所で長く止まらない。他の子が視野から消える。
スタートがきれない子がクラスには複数いる。
さっと巡って状況把握、
2回目にヒントを与えてそれらの子にスタートをきらせる。
その後に少し時間のかかる子に指導する。
・音読指導・・・最初は必ず教師が読んで追い読みさせる。リピート・アフター・ミー。
・黒板に式と答えを書く授業。
書いた式と答えを読ませるのは本人ではなくて隣の人。
言いやすい。自分の式や答えではない。間違っていても隣の人の解答。
丸つけは式に丸、答えに丸。できるだけたくさん丸つけをする。
・古代日本の数の読み方も紹介された。
これは以前、ブログで書いたぞ→※FM豊橋は、1月23日「123・・」の話でした
100は「もも」、1000は「ち」、10000は「よろず」
思い出した~。
・できたかできなかったかを見るのではなく、伸びたか伸びていないかを見ていく。
だから子どもによって注意が違ってくる。・・俵原先生が毎回言っていること。つまり大事なこと。
・いろいろな実践・・・自分のキャラに合わないと続かない。
・配布されたプリントで気になった文章。
「『ごめんね』『うん、いいよ』は、人を許す練習でもある」
「Bの理論を上げよ」
「失敗を笑い飛ばせるクラス」
「声に出して読みたい算数」
「笑う門には学来たる」
「意味のない会話の大切さ」
「文章題変化のある繰り返しで定着」
「水泳指導シャワーで寿限無」
「とにもかくにも声をかける」
・短いけどヒントになる言葉ばっかりです。これも収穫。
(つづく)
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