「北条政子」より・・・曾我兄弟のかたき討ち
今日は12月28日。
本「北条政子」(永井路子歴史小説全集9/中央公論社)より。
この本を読んで、曾我兄弟かたき討ちに関心をもちました。
日本三大かたき討ちは、次の3つ。
1193年 曾我兄弟かたき討ち
1632年 伊賀越えのかたき討ち(鍵屋の辻の決闘)
1703年 赤穂浪士のかたき討ち
赤穂浪士は有名です。
伊賀越えのかたき討ちは、昔、NHKで素晴らしい時代劇が作られ、じっくり見ました。
(あの時代劇をまた見たい!1990年の『荒木又右衛門 決戦・鍵屋の辻』だと思います)
しかし、曾我兄弟かたき討ちはいま一つわかっていませんでした。
永井さんは、曾我兄弟のかたき討ちは、単純に父親を殺した恨みを晴らすだけのものではなく、
頼朝の暗殺までを考えたクーデターだったのではと書いています。
現場は富士の裾野。
そこで起こったかたき討ちの実際はどうだったのでしょう。
調べて勉強になったサイトがここ。
じっくり読んでしまいました。
いろいろな説がありますが、単純なかたき討ちではなかったようです。
「北条政子」を読んで、このかたき討ちについてくわしく知ったのがうれしいです。
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