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2012年12月28日 (金)

「北条政子」より・・・曾我兄弟のかたき討ち

 

今日は12月28日。

  

本「北条政子」(永井路子歴史小説全集9/中央公論社)より。

  

この本を読んで、曾我兄弟かたき討ちに関心をもちました。

日本三大かたき討ちは、次の3つ。

1193年 曾我兄弟かたき討ち

1632年 伊賀越えのかたき討ち(鍵屋の辻の決闘)

1703年 赤穂浪士のかたき討ち

  

赤穂浪士は有名です。

伊賀越えのかたき討ちは、昔、NHKで素晴らしい時代劇が作られ、じっくり見ました。

(あの時代劇をまた見たい!1990年の『荒木又右衛門 決戦・鍵屋の辻』だと思います)

しかし、曾我兄弟かたき討ちはいま一つわかっていませんでした。

  

永井さんは、曾我兄弟のかたき討ちは、単純に父親を殺した恨みを晴らすだけのものではなく、

頼朝の暗殺までを考えたクーデターだったのではと書いています。

現場は富士の裾野。

そこで起こったかたき討ちの実際はどうだったのでしょう。

調べて勉強になったサイトがここ。

秦野エイト会 曾我物語

じっくり読んでしまいました。

いろいろな説がありますが、単純なかたき討ちではなかったようです。

  

「北条政子」を読んで、このかたき討ちについてくわしく知ったのがうれしいです。

  

 

 

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