花火の話11・・・祇園祭に向けて/鏡入れ
今日は9月16日。
次の本をベースに、花火の話を進めています。
「ふるさと再発見ガイドブック 知るほど豊橋 その四
手筒花火を揚げる町に住む」
(企画・発行 豊橋市広報広聴課/平成21年3月19日発行)
平成20年の豊橋祇園祭りの初日は7月18日でした。
平成20年6月22日午後9時~ 鏡入れ
鏡入れは噴出口作りです。
材料は熱さ30ミリほどの檜(ひのき)。
これを竹筒の口に合わせてミリ単位で大きさを調整するそうです。
手順を、上の本から転載。
噴出口は鏡の径に対して35パーセント以上の大きさです。
節と鏡の間には米ぬかと木工用ボンドを混ぜ合わせたものを敷きます。
すき間ができないようにしっかりはめ込みます。
仕上げに横から釘を6本くらい通して、鏡を固定します。
8月19日放映の「世界の果てまでイッテQ」で、
豊橋祇園祭りの花火のことをやっていました。
宮川大輔さんが、手筒花火に挑戦していました。
この番組の中で、鏡入れが紹介されていました。
なぜ「35パーセント以上」なのかもわかりました。
テレビの映像を並べます。
ここで以前聞いたのに、忘れてしまったことがあります。
竹は、手筒花火になった場合、鏡が入るのは地面側かその反対か?
手筒花火経験者に教えてもらったのに・・・・
インターネットで調べました。
ありがたいサイトに行きつきました。
とても細かく作業を記し、そして私見もたっぷり入った読みがいのある作り方でした。
ここに書いてありました。
地面側の最下方の節は噴出口になるので穴を開けず、その他の節を抜く。
つまり手筒花火は、竹を逆さに使っているわけです。
なぜだったか?
機会があったら、また聞いてみたい。
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