7月中旬の花々7/マンリョウ・モミジアオイ・ショウジョウソウ・オニユリ
今日は8月15日。
どんどん進めます。花々シリーズ。
マンリョウ
センリョウは上向き、マンリョウは下向きに花が咲き、実ができます。
このマンリョウがアメリカで大変なのだそうです。
次のサイトからの引用。
アメリカのフロリダでは日本から持ち込まれたと思われるマンリョウが
人家の周りから二次林に広く繁殖しており、
Exotic Pest Plants(帰化有害植物)に指定されているという(北島薫[jeconet:3855] )。
林床の90%を覆っている場所もあり、
あまり鳥が食べないので周囲に実生がびっしり生えているとのこと。
テキサスやルイジアナにもどんどん広がりつつあるそうで、
日本ではまことにおとなしいマンリョウも、未開の地に解き放たれてわがままになったようである。
このように、異なった地域に移動した動植物が、
原産地とは全く異なった生活様式を行って爆発的に繁殖することは数多く報告されている。
なるほどう。どうも日本に来た植物動物の繁殖には目は行っていたけど、
逆のことを知りませんでした。勉強になった。
モミジアオイ
南国の花って感じですが、原産国はどこかな?
調べたら、北アメリカでした。
マンリョウは日本から北アメリカでしたが、モミジアオイは逆でした。
雄しべ雌しべの部分が気になりました。
花の鼻みたいです。
ショウジョウソウ
「賞状草」?そんなわけないか・・・本当は「猩々草」
ショウジョウバカマも、この漢字を使って「猩々袴」
「猩々」は中国の想像上の怪獣で猿のような顔をもち、毛は紅色。
赤が目立つ植物なので、この「猩々」にたとえられたという説もあります。
(ショウリョウバッタの別名はショウジョウバッタ。でも漢字でどう書くかは不明)
半夏生のように、花のすぐ下の葉の色が変化します。
ショウジョウソウの場合、赤色(オレンジ色)。
「猩々草」が「ショウジョウソウ」。それならば「猩々木」は?
答えは「ポインセチア」
ポインセチアも、花の下の葉が赤色です。
ポインセチアとの出会いは、やっぱり冬。クリスマスの頃かな。
オニユリ
このブログを長く読んでくださっている方ならわかると思います。
ここは、ヒガンバナを定点観察させてもたっら家の庭です。
ヒガンバナに限らず、どの季節も植物豊かな庭です。
オニユリが咲いていました。
注目は「むかご」
オニユリは、種子をつくれない植物だそうです。
(三倍体どうのこうのという理由ですが、私にはわかりません)
その代り、この葉のつけねにできるむかごが落下して、
繁殖するそうです。
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