メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告2・・・アスペルガー・高機能自閉症・自閉症の違い
今日は8月8日。
8月4日の投稿のつづき。
平成24年度 メンタルヘルス[子ども]理解セミナー
「アスペルガー/ADHDへの対応をヒントに
子どものやる気の出し方・出させ方を考えます」
講師:麓 聡一郎
セミナーの報告を続けます。
・アスペルガー 高機能自閉症 自閉症の違い
・アスペルガー 「自閉傾向」「言語発達の遅れ見られない」「IQ70以上」・・・言葉の達者な高機能自閉症
高機能自閉症「自閉傾向」「言語発達の遅れあり」 「IQ70以上」
自閉症 「自閉傾向」「言語発達の遅れあり」 「IQ70以下」
・自閉症スペクトラム アスペルガー/高機能自閉症/自閉症に明確な区別はなく、
連続体(スペクトラム)と考える。
・アスペルガー/高機能自閉症/自閉症の特徴
・社会性の特徴 相手の立場に立てない
見えないものがわからない
不文律的ルールがわからない・・・「中学生らしくしよう」では伝わらない
・コミュニケーションの特徴 オウム返し 独り言・・・アスペルガーは独り言多し
話に合った受け答えができない
例え話 皮肉がわからない・・・皮肉はそのまま受け取る
・イマジネーションの特徴 同じことばかり繰り返す
決まった道や順序しかダメ
あいまいや想像が苦手
・発症は7歳前 場所を選ばない・・・つまり学校でも家でも同じ症状が出る
・肝心なこと「人に多大な迷惑をかけなければOK」
・迷惑をかけなければ「一風変わっているけれど、個性的な人」「一風変わっているけれど、すごい人」で済む。
・障害のある子が、迷惑をかけないようにするのが指導。
「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー」の区別があいまいでした。
今回ですっきりしたように見えますが、まだまだ混沌。
こうやって話を聞いて、本を読んで、だんだん身についてくるのでしょう。
(つづく)
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