縫殿のいわれ
今日は12月15日。
愛知県豊川市に伊奈城址があります。
徳川家康のおじいさん松平清康が、伊奈城の城主に招待された時に、
城主が池の水葵の葉に肴を盛りつけて出したそうです。
清康は大いに喜び、葵を家の徽号(きごう/旗じるし)にしました。
これが徳川家の家紋「三つ葉葵」になったと言われます。
今読んでいる本「愛知県謎解き散歩」(新人物往来社)に上記の話がありました。
ところで、豊川市には「縫殿(ぬいどの)」という地名があります。
家の近所にあり、変わった地名だとは思っていました。
でも、この本に答が載っていました。
引用します。
(伊奈城主の本多)正忠は、本多縫殿助(ぬいどのすけ)と称したが、
縫殿の名は今も豊川市伊奈町内の字名に残っている。(84p)
そうか伊奈城主の名前がいわれだったんだ。
うれしいですね、知ることって。
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