エネルギーを使わない方法・・・地中熱ヒートポンプ方式
今日は8月15日。
10日夕方のニュース番組「イッポウ」(CBC)でエネルギーのことをやっていました。
場所は愛知県長久手町にある「愛知たいようの社」
ここは地熱エネルギーを使った施設だそうです。
設計者は、工学院大学の中村勉特別専任教授。
ここでは地下100メートルまで管を通して、
その管の中に水を通します。
地中の温度は、1年を通して15~18℃なので、
夏の場合、水は地中で冷やされます。
その水をさらにヒートポンプ※で冷やして、
部屋の下に送り込みます。
冷やされた水は、外部から取り入れた新鮮な空気を冷やします。
冷やされた空気は部屋に流れ込みます。
快適にすごせるわけです。
冬は逆の考え。
図で表したものです。
この方式の名前がないかなと思って探しました。
「地中熱ヒートポンプ方式」というそうです。
中村教授が番組中にこう言っていました。
今回の事故が起こって一番問題なのは、
ただ原子力に変わる新しい違うエネルギーを入れればよいという訳じゃないこと。
自然エネルギーや再生可能エネルギーが必要になってくる。
今回の施設は、エネルギーを使わない技術(を採用した)。
最初から使わない方をしっかりしておいて、
それに少ないエネルギーをうまく利用するのが賢明なやり方。
新しいエネルギーについて考えるのは大事ですが、
エネルギーを使わないですむ方法を考えようということ。
そりゃそうだと思う。
※「ヒートポンプ」についてまだ未消化。
仕組みが難しい。
コメント