エネルギーを使わない方法・・・地中熱空調システム(ジオ)
今日は8月15日。
前投稿のつづき。
5月1日放映された「夢の扉+(プラス)」で、
「地中熱空調システム(ジオ)」を発明した橋本東光さんが紹介されていました。
前投稿の「地中熱ヒートポンプ方式」と同じく地中熱を利用したもの。
こちらは床下から取り入れた外気を、二重パイプで地下に送ります。
パイプに工夫あり。
外側がアルミ。
ここを地下に下る空気が通ります。
アルミなので地中熱の影響を受けて、夏なら空気が冷えます。
下まで行って冷やされた空気は、中央のポリエチレンの管で上昇。
ポリエチレンは外気温に影響を受けにくいため、
冷えた空気がそのまま上昇し、室内に入ります。
これが簡単な仕組み。
橋本さんは、山口県の秋吉台の近くに住んでいる人。
秋吉台の鍾乳洞に行った時に、この仕組みを利用しようと考えついたそうです。
番組の中では、「地中熱空調システム(ジオ)」と紹介されていましたが、
HPを見ると「ジオパワーシステム」とあって、詳しく説明してくれています。
※youtubeでも・・・http://www.youtube.com/user/geopowersystem?gl=JP&hl=ja#p/u/4/ZtEN616wuQ4
なかなかいい方法だと思いますが、改築でもOKなのかな?
積極的に考えてしまう方法です。
前投稿の方式も、地中熱なら、自分の土地の下には必ずあるものだし、
そうは簡単にはなくならない。
外部に熱を出して、ヒートアイランド現象を起こすこともない。
安全である。
1998年に「地中熱空調システム(ジオ)」が完成した頃は、
エアコンが売れていた時代で、あまり注目されませんでした。
しかし、時代は変わりました。これからは需要が伸びそうです。
「地中熱ヒートポンプ方式」より、工事が簡単そうです。
民家でも採用できそうです。
そうそう、東日本大震災の仮説住宅でも使われると番組でも言っていました。
どうなったんだろう?
こうやって、エネルギーを使わない方法を勉強するのもいいなあ。
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