12月26日に勉強したこと2「取りかかりと止める時のスピード」
今日は12月29日。
今朝は予定変更。本宮山登山はやめて、ブログをうちます。
12月26日の「教材・授業開発研究所兵庫セミナ―」のまとめのつづき。
頭の中にあるものを、忘れないうちに書きならべておきたいです。
第2講座
笑育部会代表 俵原正仁先生
「授業は、子どもと仲よくなるための時間です~後期編~」
〇「伸びたか伸びていないかを評価基準にする」
「できたかできないかを評価基準にする」
〇ひたすら漢字を5分書く実践。5分が短く感じた子はよく集中している子。
集中力が高まれば、成績も上がる。
〇取りかかりのスピード、止める時のスピードをつけたい。
このスピードが上がれば、メリハリがついてよい。
先生がこのことをこだわって、意識して話をするといい。
私も最近ずっと気になって、声をかけてきたこと。大賛成。
〇「次に先生は何と聞くと思う」というのをどんどん子どもに聞いていくべき。
授業に巻き込んでいくためにいいぞ。
〇国語の長い教材は、縮小コピーして、B4用紙1枚にまとめるといい。
音読がしやすい。先が見通せる。
〇国語「漢字の広場」の授業
音読。「画数の少ない漢字探し」「画数の多い漢字探し」「2つ折りにできる漢字探し」
学級の子の名前の漢字に、2つ折りにできる漢字がないか探す。
〇3学期は、同じ学級の子の名前漢字テストをやるといい。横のつながりをつくるため。
〇3学期は、来年度リバウンドしないように手を打つ。
このことに関しては、「Mail Magazine 教材・授業開発研究所ニュース」120号の
俵原先生の文章が参考になる。引用。
早いもので、2学期も終わりましたね。
残すところ、本年度もあと3ヶ月。
3学期を残すのみになりました。
さて、最近の私が、この時期に気をつけていることと言えば、次のことです。
「子どもたちが4月からリバウンドをおこさない」ための指導をおこなう。
例え、指名なし討論がバンバンできるようになったとしても、
子どもたちがすごい歌や音読ができるようになったとしても、
次の年、担任が替わったらやる気をなくして、
前よりも悪くなった・・・というのでは困ります。
さらに、悪くなるのが、その一年だけならまだましなのですが、
マイナスのスパイラルにおちいってしまうことも多いでしょう。
ちょっと極論になりますが、長いスパンで見てみた場合、
次の年にリバウンドをおこすくらいなら、子どもを鍛えすぎない方が良かったのです。
ちなみに、このようなリバウンドをおこしてしまう場合、
指導のどこかに無理があったはずです。
でも、たいていの先生はそのことに対して無自覚です。
むしろ、「やっぱり俺でないといけないんだよな。」と、
子どもを置いてきぼりにした自己満足の世界に入ってしまいます。
〇リバウンドを起こさないためにも、子ども達同士の太いパイプがあるといい。
教師だけとのパイプだと、教師が変わった時に崩れやすい。
〇リバウンドを起こさないためには、たとえば楽しい実践をやった時も、
なぜこういうことをやったかという裏の意味(本来の目的)を教える。
〇「わらぐつの中の神様」・・・「おみつさんはどんな人ですか?」と聞くのではなく、
「おみつさんをキャスティングするのなら誰にする?誰にたのむ?」と聞く。
俵原さんの学級では、イモトアヤコだったそうです。
「大工さんは、いつおみつさんを好きになったか」という発問も。
〇地図帳の実践。世界地図を見ながら・・・・
「暑そうな名前の国は?」
グアテマラ、ニカラグア、サモア・・・・
「寒そうな名前の国は?」「「かわいらしい名前の国は?」「おいしそうな名前の国は?」
「強そうな名前の国は?」「楽しそうな名前の国は?」
「お父さんが牛乳屋をしている見たいな名前の国は?」
パプアニューギニア
など。日本版でやってもいい。
国の名前に注目するし、どこにあるのかと探すうちに位置も知ることになる。
〇俵原先生の実践を見て、工夫が大事だと思う。
リバウンドしない・・・・これは、厳しい先生の後の学級を受け持った時に感じること。
あの反動をどうにかしたいと思ったことはあった。
思っただけでなく、こうやって問題点として、具体的な手立てを示す俵原先生はすごいなあ。
1年前のBの子理論と同じくびっくり。
〇いただいた要項に「明治時代は四文字熟語」とありました。
以前聞いて、いつかやってみたいと思っていたこと。
今年がチャンス。冬休みに、子ども28人分の四文字熟語を集めてみたい。
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