12月26日に勉強したこと3「生活規律の確立」
今日は12月29日。
12月26日の「教材・授業開発研究所兵庫セミナ―」のまとめのつづき。
頭の中にあるものを、忘れないうちに書きならべておきたいです。
第3講座
中井隆司先生
〇今年は4年生担任。昨年度大変だった学年。「静かな教室にまずしたい」
〇学校における学力はピラミッド型。
最上位から「思考力・判断力・表現力等」
「基礎・基本(学習指導要領)」
「基礎学力(習熟型基礎学力)」
「学習・生活習慣(生活規律)」
ベースになる「生活規律の確立」を目指す。
〇生活規律
生活環境・学習環境・言語環境を整える。教師の責任。
言語環境・・・・大変な学級だと、教室内に厳しい言葉が多い。(賛成!)
〇音読の際には、本の持ち方、ページをめくる練習もする。(さすが)
〇帰りの会では、机の整頓ができたところから帰る。
今日のガチャガチャを翌日に持ち込まないため。
朝の教室→前日の下校時にそろえる 子ども達全員で
〇ロッカーにはランドセル、ピアニカなど決められた入れ方をする。
「教師が決めてあげると、子どもはきちんとやる」
〇話す時・音読する時に心がけていること。
一瞬で子どものこころをつかむ→言葉遊び・歌・ゲームなど。
「右手の甲」「左の手のひら」「右のおしり」「左のひじ」等言って、同じ動作をさせていく。
「筆箱」「ノート」「消しゴム」「国語の教科書」等、身近なものを言っていって、復唱させる。
それらのことをやっていて、子どもたちの意識が前に向いてきたところで、本題を話し始める。
〇歯磨き指導。歯みがきは教室一気にやる。(なるほど。これなら水道前が混雑しない)
〇給食の配膳の様子など映像に撮って、子どもたちに見せる。
誰が頑張っていて、誰が動けていないかよくわかる。子ども自身がわかる。
〇声を小さくして話すと、しだいに子どもは教師の話を聞けるようになる。
箸が落ちても気がつく静けさが必要。
〇教師は早口で話している。1年担任の時もそう。子どもは慣れる。
(5年前の講座を思い出す。この話をされた)
〇読書は、机の中にしまってある本に限る。学級文庫に取りに行かせない。
〇音読で教師の復唱をさせるように、歌でも復唱が大事。
〇今回話を聞いていて、給食の食器を片づける時に、食器をチェックする係があるといいなと思う。
〇要項引用
毎日の学校生活のストレスを減らし、
教師も子どもも楽しく元気に過ごしたい!
↓
そこで、教室での生活や学習をパターン化・システム化する
いつ・どこで・誰が・何を・どのように・なぜするのか
終わりの形を示す
ギリギリまで無駄を省いた小さな工夫を続ける
どうすれば、よりよくなるか?工夫は楽しい!
教師の向上心が子どもの心に届く。
だから子どもは頑張る。
〇要項引用
教師がする(まずは見せる やってみせる)
↓
子どもと一緒にする(補助しながら 同じようにする)
↓
教師はいなくてもいい(教師にゆとり クラスに一体感)
↓
教師は元気になる(さあ、次は何をやろうか)
〇「今年はたいへんなクラス。
でも少しは楽しくやれるようになってきた2学期」と中井先生。
たいへんなクラスなのに、ちゃんと映像を撮り、講座でありのままを見せてくれた。
音読の声は、ちゃんと今までの中井学級の声になっている。さすがだと思う。
〇シュプレヒコール劇を教えてくれた先生。
今年「セロ弾きゴーシュ」を6年生でやったことを告げたら、「見たい」と言ってくれて、
さっそく昨日DVDを投函した。
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