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2010年12月29日 (水)

12月26日に勉強したこと3「生活規律の確立」

   

今日は12月29日。

12月26日の「教材・授業開発研究所兵庫セミナ―」のまとめのつづき。

頭の中にあるものを、忘れないうちに書きならべておきたいです。

   

第3講座

中井隆司先生

   

〇今年は4年生担任。昨年度大変だった学年。「静かな教室にまずしたい」

〇学校における学力はピラミッド型。

 最上位から「思考力・判断力・表現力等」

       「基礎・基本(学習指導要領)」

       「基礎学力(習熟型基礎学力)」

       「学習・生活習慣(生活規律)」

 ベースになる「生活規律の確立」を目指す。

〇生活規律

 生活環境・学習環境・言語環境を整える。教師の責任。

 言語環境・・・・大変な学級だと、教室内に厳しい言葉が多い。(賛成!)

〇音読の際には、本の持ち方、ページをめくる練習もする。(さすが)

  

〇帰りの会では、机の整頓ができたところから帰る。

 今日のガチャガチャを翌日に持ち込まないため。

 朝の教室→前日の下校時にそろえる 子ども達全員で

〇ロッカーにはランドセル、ピアニカなど決められた入れ方をする。

 「教師が決めてあげると、子どもはきちんとやる

〇話す時・音読する時に心がけていること。

 一瞬で子どものこころをつかむ→言葉遊び・歌・ゲームなど。

 「右手の甲」「左の手のひら」「右のおしり」「左のひじ」等言って、同じ動作をさせていく。

 「筆箱」「ノート」「消しゴム」「国語の教科書」等、身近なものを言っていって、復唱させる。

 それらのことをやっていて、子どもたちの意識が前に向いてきたところで、本題を話し始める。

  

〇歯磨き指導。歯みがきは教室一気にやる。(なるほど。これなら水道前が混雑しない)

〇給食の配膳の様子など映像に撮って、子どもたちに見せる。

 誰が頑張っていて、誰が動けていないかよくわかる。子ども自身がわかる。

〇声を小さくして話すと、しだいに子どもは教師の話を聞けるようになる。

 箸が落ちても気がつく静けさが必要。

〇教師は早口で話している。1年担任の時もそう。子どもは慣れる。

 (5年前の講座を思い出す。この話をされた)

〇読書は、机の中にしまってある本に限る。学級文庫に取りに行かせない。

  

〇音読で教師の復唱をさせるように、歌でも復唱が大事。 

〇今回話を聞いていて、給食の食器を片づける時に、食器をチェックする係があるといいなと思う。

〇要項引用

 毎日の学校生活のストレスを減らし、

 教師も子どもも楽しく元気に過ごしたい!

 ↓

 そこで、教室での生活や学習をパターン化・システム化する

  いつ・どこで・誰が・何を・どのように・なぜするのか

  終わりの形を示す

  ギリギリまで無駄を省いた小さな工夫を続ける

  どうすれば、よりよくなるか?工夫は楽しい!

  教師の向上心が子どもの心に届く。

  だから子どもは頑張る。

〇要項引用

 教師がする(まずは見せる やってみせる)

  ↓

 子どもと一緒にする(補助しながら 同じようにする)

  ↓

 教師はいなくてもいい(教師にゆとり クラスに一体感)

  ↓

 教師は元気になる(さあ、次は何をやろうか)

    

〇「今年はたいへんなクラス。

 でも少しは楽しくやれるようになってきた2学期」と中井先生。

 たいへんなクラスなのに、ちゃんと映像を撮り、講座でありのままを見せてくれた。

 音読の声は、ちゃんと今までの中井学級の声になっている。さすがだと思う。

〇シュプレヒコール劇を教えてくれた先生。

 今年「セロ弾きゴーシュ」を6年生でやったことを告げたら、「見たい」と言ってくれて、

 さっそく昨日DVDを投函した。

 

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