「とうのむかし」「おめく」
今日は9月19日。
前投稿で「とうの昔」とうちましたが、
「とう」はどんな漢字を使うのか、どんな意味があるのか疑問に思いました。
調べました。
「疾うの昔」と書きます。
「疾う」には「ずっと以前」「とっくにすぎ去った昔」という意味がありました。
「疾うの昔」と同じような意味の「とっくのむかし」も、漢字で書くと「疾っくの昔」と書きます。
「疾」には「病気」の意味がありますが、「速度が速い」という意味もあります。
「疾走(しっそう)」「疾風(しっぷう/はやて)」のように使われます。
「疾うの昔」「疾っくの昔」は、いつの間にか過ぎ去ってしまった昔を表現したのでしょう。
過去は速い。
夏休みがすんで、もう19日たちました。
もう一つ、言葉ネタ。
「おめく」?どんな状態なのだろう?
調べました。
「おめく」とは、漢字で書くと「喚く」
意味は「叫び声をあげる」「わめく」
実は「わめく」も「喚く」とも書きます。(「叫く」とも書きます)
「おめく」「わめく」は違いはあるのかな?
どうも同じ意味であって、「おめく」は長崎弁だという説があります。
「そんなにわめくな!」⇒ 「そんがんおめくな!」
「あの夕日に向かってみんなで叫ぼう!」⇒ 「あの夕日に向かってみんなでおめこうや!」
のように使われるそうです。※参考「不思議ながさき」http://www1.cncm.ne.jp/~tomo-u/fushigi_nagasaki.htm
「うめく」も「めく」がつくなあ~。
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