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2010年8月19日

2010年8月19日 (木)

誰が最初に土を持ち帰ったか

   

今日は8月19日。

甲子園の土を誰が最初に持ち帰ったか?

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「今さら他人には聞けない疑問650」(知恵の森文庫)では、

昭和24年の小倉北高校の福島選手とありました。

※参考http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/08/%E9%9B%91%E5%AD%A6%EF%BC%94%E9%80%A3%E7%99%BA%E9%A7%85%E5%93%A1%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9%E3%81%AE%E5%AF%BE%E6%88%A6%E6%88%90%E7%B8%BE%E4%BB%96.html

     

     

実は「幻の甲子園」(早坂隆著/文藝春秋)では、

昭和17年8月24日の台北工業(台湾)と海草中学(和歌山)の試合後に

土を持って帰る姿があったと書かれています。

惜敗した台北工業の選手の一人、今野さんの証言。

    

試合後、今野さんたち何人かの野球部員たちは、

甲子園の土をスパイク袋に詰めた。

今では見慣れた甲子園の光景だが、

当時はそんな風習はまだ存在しない。今野さんが言う。

「私たちは台湾から来ていますからね。

今思えば、内地の土といった意味もあって持ち帰ろうとしたのかもしれません」

現在、「甲子園の土を持ち帰るようになったのは戦後から」というのが定説になっているが、

その中で今野さんの証言は貴重である。

現在に連なる甲子園の風物詩の原型が、

思わぬところに存在した。(134p)

   

さらに次のような話に続く。

    

今野さんが持ち帰ろうとした「甲子園の土」は本来、

検疫法によって台湾への持ち込み禁止の対象となるはずであった。

しかし、事情を知った検査官が不問に付してくれたという。(135p)

今野さんが持ち帰った甲子園の土のうち、

その半分は母親が植木鉢の中に撒いた。

そして残りのもう半分は、

学校のグランドのピッチャーマウンドとホームベースの辺りに、

それぞれ撒布(さんぷ)したという。(136p)

    

グランドに撒いた土については、さらに後日談がありますが、

気になる方はぜひ本を読んでみてください。

というわけで、最初に土を持ち帰ったのは、

昭和17年の台北工業の選手だと思っていました。

    

    

しかし、今朝。みのもんたの朝のニュース「朝ズバ」で、

新しい説が出てきました。

最初に甲子園の土を持ち帰ったのは、

1937年熊本工業の川上哲治さんだというのです。

ビックネームが出てきました。

川上選手は、中京商業に敗れたときに、

甲子園の土をポケットにしのばせたそうです。

1937年と言えば、昭和12年。こちらが先です。

    

    

しかし、わかりませんね。

川上さんのように有名な人がやったから記録に残っているだけで、

こっそり持ち帰った選手がいた可能性は高いです。

参考までに、次のような意見もあります。

※「Yahoo知恵袋」http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1429509544

      

     

土を持ち帰る。とてもいい風習だと思います。

土が切っても切れない高校球児だものね。

まあ、最初は誰でもいいよ。

     

「終わらざる夏」

   

今日は8月18日。どうしてももう1本投稿したい。

昨日oaさんからのコメント。

「明日は池田連隊長のご命日です。謹んでご冥福をお祈りいたします。 」

そうです、1945年8月18日、千島列島の北のはずれの占守(シュムシュ)島で激しい戦闘がありました。

日本軍とソ連軍の戦い。

日本軍を率いた池田末男さんは、この戦いで命を落としました。

※よかったら2008年11月の投稿を参考http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/11/post-6f4a.html

       

池田連隊長と、名前はわかりませんが、戦いで命を落とした人たちの御冥福をお祈りいたします。

     

     


終わらざる夏 上 終わらざる夏 上
浅田 次郎

集英社 2010-07-05
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8月7日の朝のニュースに、浅田次郎さんがゲストで出ていて、

この本のことについて話をしていました。

なんと占守島の戦いのことを扱った小説でした。

初めて知りました。

戦争が、千何人死んだとか、数字で語られてしまうけど、

その一人一人に人生があるわけで、

それを証明したいがために小説を書いたようなことを浅田さんは言ってたと思います。

ノンフィクションではなくて、資料をよく読み分析し、

ストーリーを作ったそうです。

その戦いを体験し生きのびている人が読むかも知れない今だからこそ書いたそうです。

何十年もたって書けば、きっと気が楽だろうけど、

今じゃないといけないと思って書いたそうです。

  

読んでみたい本です。

    



   


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