「終わらざる夏」
今日は8月18日。どうしてももう1本投稿したい。
昨日oaさんからのコメント。
「明日は池田連隊長のご命日です。謹んでご冥福をお祈りいたします。 」
そうです、1945年8月18日、千島列島の北のはずれの占守(シュムシュ)島で激しい戦闘がありました。
日本軍とソ連軍の戦い。
日本軍を率いた池田末男さんは、この戦いで命を落としました。
※よかったら2008年11月の投稿を参考http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/11/post-6f4a.html
池田連隊長と、名前はわかりませんが、戦いで命を落とした人たちの御冥福をお祈りいたします。
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8月7日の朝のニュースに、浅田次郎さんがゲストで出ていて、
この本のことについて話をしていました。
なんと占守島の戦いのことを扱った小説でした。
初めて知りました。
戦争が、千何人死んだとか、数字で語られてしまうけど、
その一人一人に人生があるわけで、
それを証明したいがために小説を書いたようなことを浅田さんは言ってたと思います。
ノンフィクションではなくて、資料をよく読み分析し、
ストーリーを作ったそうです。
その戦いを体験し生きのびている人が読むかも知れない今だからこそ書いたそうです。
何十年もたって書けば、きっと気が楽だろうけど、
今じゃないといけないと思って書いたそうです。
読んでみたい本です。
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