初めて「タイムスクープハンター」を見る/印地
さあ、夏休みが始まった。
教師にとっては大事な充電・休養期間。
毎年充実させようと思うのだけど、あれよあれよと思う間に過ぎてしまう夏休み。
・・・今年こそ。
昨晩、録画してあった面白い番組を見ました。
5月24日放映の「タイムスクープハンター 石つぶて 紛争調停人」です。
未来に存在するタイムスクープ社から派遣された
ジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)による「密着ドキュメント」という設定で、
教科書に載らない過去の人々の姿を描いています。
時代背景の設定や時代考証はなされているが登場人物は架空のものです。
(参考:Wikipedia)
時代は室町時代。
些細なことで始まったいさかいは、石を投げ合う「印地(いんじ)」という争いに。
石を投げ合う争いは、
映画「早咲きの花」(2006年)でも、子どもたちのけんかで描かれていました。
最近は皆無ですが、戦争の頃まではあったということです。
私の父親(78歳)も、印地の体験者。
「石合戦」とも言われたようです。
でも待てよ、私の子どもの頃にはパチンコがありました。
あれは、印地の名残りだと思われます。
「タイムスクープハンター」は臨場感たっぷりに印地の様子を描いていました
「中人(ちゅうにん)」と呼ばれるけんかの仲裁屋が登場。
彼の献身的な仲裁のおかげで、印地が終了します。
中人は、命がけの仕事ですが、ボランティアであって、
彼らのおかげで、日常の争いは解消されていったそうです。
とにかく教科書にはない歴史を、生き生きと描いてあるのがとても見ていて楽しく、
知的好奇心も満たしてくれます。
こんないい番組だったのですね。
すでに2009年の4月から8本、
2010年3月から10本放映されたようですが、
手元にあるのはこの1本。
DVDもあるようですが・・・・欲しいなあ。
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