吉野ヶ里遺跡の映像を見る
我が家には、録画したけど、見ないでずっとしまってあるビデオ・DVDがたくさんあります。
その中の一つを見ました。
2002年録画。
NHK「プロジェクトX 挑戦者たち 王が眠る神秘の遺跡
~父と息子・執念の吉野ヶ里~」です。
勉強になった。
吉野ヶ里遺跡発掘にはこんなドラマがあったのですね。
番組紹介の文を載せます。
平成元年2月。佐賀県の小さな丘から発見された弥生時代の遺跡が、
日本中の注目を集めた。
吉野ヶ里、九州で高い文化の存在を示す巨大遺跡である。
毎年50万人が訪れる。
古代史ブームを巻き起こした。
その陰には地元に住む親子のドラマがあった。
昭和35年、高校で歴史の教師をしていた七田忠志(47歳)は、
土器片が見つかる町はずれの「吉野ヶ里の丘」に興味を示し、
息子・忠昭を連れて通い、「吉野ヶ里は燦然たる文化が眠る。重要な場所だ。」
そう確信した忠志は、大胆な論文を発表。
しかし、地方の一教師に耳を傾ける者はいなかった。
「吉野ヶ里を発掘したい」
その夢はかなわないまま、世を去った。
そして、昭和61年、吉野ヶ里に工業団地の建設計画が持ち上がる。
それに先立つ発掘調査チームのリーダーは、
県の文化課に勤めていた息子の忠昭だった。
父の夢をつなごうと、発掘を続けた。
すると間もなく、巨大な集落跡が出現、
日本有数の弥生遺跡であることが明らかになる。
しかし、工業団地を造成するブルドーザーが乗りこみ、
遺跡の運命は風前の灯火となった。
忠昭はわずかな望みをかけ最後の発掘に挑む。
そこには日本の歴史を書きかえる世紀の発見が待っていた・・・。
故郷の誇りを取り戻そうと、必死に大地と格闘した親子と、
それを支え続けた人々の情熱の物語を描く。
平成元年(1989年)2月23日。
朝日新聞が吉野ヶ里遺跡のことを1面に載せて発表しました。
吉野ヶ里遺跡が有名になったきっかけです。
どんな記事だったのか気になりました。
次のサイトで見ることができました。
http://yoshinogari.net/index.php?%E5%90%89%E9%87%8E%E3%83%B6%E9%87%8C%E9%81%BA%E8%B7%A1
その前日の2月22日ことが、番組では詳しく扱われていました。
(次の投稿で)
コメント