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2010年4月20日 (火)

「夏も近づく」八十八夜

子どもの日記から。

   

今日は新城市に行きました。

先生が言っていたように、”山が笑っていました”。

山がたくさんあったので、いっぱい笑っていました。

それと、新茶の季節だったので、茶畑もきれいでした。

    

新城市は山の多い市。

いっぱい笑っていました」という表現が良かったです。

この日記で、新茶の季節が来ていることに気がつかされました。

今日から二十四節季の一つ「穀雨(こくう)」が始まります。

穀物を育てる雨が降り、芽を出させるという意味です。

その「穀雨」の終わりに「八十八夜」があります。

今年は5月2日です。

お茶にゆかりのある「八十八夜」が迫ってきました。

思い出すのがこの歌。童謡「茶摘み(茶つみ)」です。

     

夏も近づく八十八夜

野にも山にも若葉が茂る

あれに見えるは

茶摘ぢやないか

あかねだすきに菅(すげ)の笠

    

日和つづきの今日此の頃を、

心のどかに摘みつつ歌ふ

摘めよ 摘め摘め

摘まねばならぬ

摘まにや日本の茶にならぬ

     

       

今まであんまり考えずに歌っていた「夏も近づく八十八夜」という歌詞。

5月5日が「立夏(りっか)」のスタートであることから、

「夏も近づく」というわけです。

今朝いろいろ調べていて、初めて知りました。

「八十八夜」は、立春から数えて八十八日目。

    

今日は、教室で子どもたちの前で「茶つみ」の1番を歌ってしまいました。(冷や汗)

この歌が発表されて98年。もうじき100歳です。

※参考「日本の民謡・故郷の歌/茶摘み」

http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/chatsumi.htm

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