「熟字訓」という言葉
今日の午前中は、サークルでした。
貴重な話をまた聞いてきました。その一つ。
「海」は何と読みますか?
「うみ」
「海海」は?
「うみうみ」
それでは「海海海海海」は?
「海女」は「あま」と読みます。
「海豚」は「いるか」と読みます。
「海胆」は「うに」と読みます。
「海老」は「えび」と読みます。
「海髪」は「おご」と読みます。
※「おご」は海藻の一種。刺身に使われたりします。別名「オゴノリ」
したがって「海海海海海」は「あいうえお」と読む。これが正解。
そんな話を聞きました。
もちろん、ここにおかしいところがあり。
「海女」を「あま」と読むから、「海」を「あ」と読むわけではありません。
「海女」だから「あま」なのです。
無理やり漢字の熟語に訓読みを当てたものです。
こういう熟語に名前がありました!「熟字訓」
「熟字訓」は難読漢字ですが、その漢字が使われた理由が見え隠れして面白い。
理由と言うか、知恵かな。
次のサイトに「海」の入った熟字訓が紹介されていました。
「字謎」http://homepage.mac.com/sid10719_01/Personal21.html
読めますか?
「海月」(くらげ)
「海星」(ひとで)
「海鞘」(ほや)
「海扇」(ほたて)
「海馬」(たつのおとしご)
「海狗」(おっとせい)※「狗」は「イヌ」だ!
「海鼠」(なまこ)
「海象」(せいうち)
「熟字訓」という言葉を初めて?知りました。
数多(あまた)ある難読漢字が、この「熟字訓」の言葉でくくれるのが痛快です。
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