ライアン・ホワイト
今日は1月31日。
実は今住んでいる町の最終日。
明日(2月1日)、合併で豊川市に含まれます。
子どもの時から住んでいる町の最終日。特別な日。
「おもしろ健康百歌」のCDについて以前書きました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/01/post-e91c.html
「かみかみロックンロール」という曲について書きましたが、
同じCDの中に「気になる曲」があったと書きました。
「ライアンの翼」という曲です。
ライアン・ホワイトという少年のことを歌った曲でした。
私はライアン・ホワイトのことを知らなかったです(もしくは忘れていました)。
1971年12月6日アメリカに生まれました。
血友病患者であったライアンは、血液製剤の輸血治療を受けていましたが、
13歳の時に汚染血液製剤からエイズに感染しました。
それ以後、5年間エイズと闘います。
まだエイズについての正しい知識が広まっていないこともあって、
厳しい偏見の中にさらされます。
それでもライアンは、多くのメディアに登場し、
エイズに関する広報活動の分野で多大な貢献をしました。
多数のテレビ番組出演やエイズ教育のための講演会を行い、
各界の多くの著名人たちと幅広い交流を得ました。
とりわけ親しい友人となったのは音楽家のエルトン・ジョンやマイケル・ジャクソンでした。
しかしライアンの命は尽きます。
1990年4月8日のことでした。(参考:Wikipedia)
本を読みました。
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ライアン・ホワイトが綴った手記をもとにした本。
どのような偏見に苦しんだか、
どんな人に支えられたか、
血友病やエイズの病気のこと、
死を目前にどんなことを考えたかなど、
切々と伝わってきます。
亡くなってから20年。今になってこういう少年がいたことを知りました。
噛むことに関するCDを借りたおかげで知りました。
CDができたのは1995年。
保健教育に関する曲を100曲作ることを目指したシリーズの1枚目。
このCDを作った人に感謝。
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