火鉢9/火吹竹
炭に火をうつす時に「火吹竹(ひふきだけ)」があるといいなと、
ゲストティーチャーの方に言われました。
用意しました。
家内の実家で作ってくれました。
こんな小さな穴でいいのかなと思いましたが、
「水鉄砲と同じだよ」とゲストティーチャーの方に言われて納得。
息を筒の中に強く吹きこんで、その圧力で小さな穴から空気が噴き出るわけです。
やってみて、その強い風を実感。
「火吹竹があれば、団扇(うちわ)はいらない」というのも、これまた納得。
次のサイトの「火鉢のある暮らし」特集が勉強になりました。
http://hidenka.seesaa.net/category/2136037-1.html
「火鉢のある暮らし【4】」に火吹竹についてこう書いてありました。
最初はあまり強く吹いてはいけない。
まだ冷えたところのある炭が急に熱せられるとはぜるからだ。
そうっとゆるりと風を送って赤く燃えた部分を活気づける。
火吹き竹は、強く吹くよりもむしろ弱く長く吹くほうが効果がある。
様子を見ながら息を吹き込んでいると、
炭火という生き物に気を吹き込んで育てているような気持ちになる。
日々使っていれば、こういうふうにわかってくるのでしょう。
社会科の時間に短時間扱うだけではわからない境地です。
下は子どもが火吹竹を挑戦しているところ。
夢中になって火に近すぎたので注意しました。
火鉢を使う授業をやると決めたことで、その周辺の道具が次から次に出てきます。
次は上の写真にもある「七輪」
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