精進湖でマンホールを発見/上九一色村
家族旅行の話のつづき。
富士五湖の一つ、精進湖(山梨県富士河口湖町)へ。
精進湖をずっと「しょうじんこ」と読んできたけど、
「しょうじこ」だと知りました。
社会科教師としては恥ずかしい。
精進湖を車で1周。
道路を見てビックリ。マンホールがあった。それもデザインマンホール。
停車して撮影。家族の「またあ~」という冷たい目。
デザインマンホールを見かけると、即撮影する私です。
これは、かつてオウム真理教で日本一有名な村になってしまった
上九一色村のマンホール。
村の木「ひめこまつ」、村の鳥「このはずく」がデザインされています。
「上」「九」を組み合わせた村章も入っています。
「特環下」が気になります。
「特環下」は「特定環境保全公共下水道」の略と思われます。
これは湖沼周辺等の環境保全のために特に必要とされる場所に下水道を整備する事業。
精進湖の水質汚濁を防ぐために下水道が作られたのでしょう。
隣の本栖湖にはこの下水道はありませんでした。
上九一色村は2006年3月1日に分村合併という珍しい形で消滅しています。
北部は甲府市に合併。南部は、他の町村と合併して富士河口湖町となりました。
なぜ分村してしまったのか。きっとそこには様々な事情があったのでしょう。
とにかく日本で一番有名だった村は、今はなくなりました。
マンホールに面影を残して・・・。
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