幟枠石(のぼりわくいし)が有力
神社の幟を立てる時に使う土台の名前を調べていました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/12/post-6cc7.html
「けぬき」という名前が本当に一般的なのか、疑問を解決したかったです。
地元の神社に問い合わせ、
地元の石屋に尋ねました。
「けぬき」という名前を使っていることがわかりました。
地元の豊川市・宝飯郡では「けぬき」が使われています。
離れた場所ではどうか?
岡崎市の石屋さんに尋ねてみました。
岡崎では「けぬき」とは言わないとのこと。
岡崎、名古屋では少なくとも「幟立石(のぼりたていし)」「幟枠石(のぼりわくいし)」と言っているとのこと。
さらに、岡崎市の石屋さんに尋ねた後、今一度インターネットで調べました。
「幟枠(のぼりわく)」「幟石(のぼりいし)」「幟立(のぼりたて)」という名前もありました。
幟を立てるのに、2つの石で上の写真のように幟をはさむ場合と、
1つの石で立てる場合があるようです。
どうやら、2つの石で幟を立てる場合は、「幟枠」「幟枠石」が有力。
1つの石の場合は、「幟立石」「幟石」が有力。これが今現在の結論。
東京の住吉神社で使われている「抱木(だき)」が個人的にはいい。
初めまして。
神社の管理をしているものです。
この幟を支える柱の名前ですが地方によって色々ございますね。
幟支(のぼりささえ)、竿納(さおおさめ)なんて言う地区もあります。
自衛隊の方は掲揚台と呼んでいるそうです。
「けぬき」は初めて知りましたので発見です。
先祖代々我が家は旗枕と呼んでいます。
HPに色々載せておりますので、お時間がございます時にご覧ください。
ちなみに私も枕は木製が好きです(笑)
投稿: 菅野 | 2013年1月24日 (木) 02:52
菅野さん、コメントをありがとうございます。
「旗枕」という名前もあると知って、
また一つ、大切な情報をブログに書き留めることができました。感謝。
いまだに気になっていることなので嬉しかったです。
少しブログを拝見。
震災で被害をうけた場所にあるのですね。
そちらには全然出向いていません。
まだまだ大変なのだと想像します。
投稿: いっぱい道草 | 2013年1月24日 (木) 23:50
ご返事と共にHPにお越しいただきありがとうございました。
旗枕にも種類が沢山ございまして住吉神社の抱木のように木製もあれば当社のような鉄製、稀ですがアルミ製や小さい神社ではビニールのパイプに穴を開けて使用している場合もございます。
いっぱい道草様にも神社を巡って面白い発見をなさってもらいたいですね。
幟の形状や鳥居の種類を見るのも面白いですよ
こちらは日常を取り戻すまであと何十年と費やすと思われます。
ですが前を向いて確実に歩み出しておりますので明るく生活しております。
もしいっぱい道草様がこちらへいらっしゃる場合は是非HPからご連絡ください。
実家の事務所で語り合いましょう(笑)
労いをありがとうございます。
投稿: 菅野 | 2013年1月27日 (日) 03:29
なるほど、幟の形状や鳥居の種類を見るのも楽しそうですね。
そんな視点を今までは持っていませんでした。
そちらに行くのがいつのことになるかわかりませんが、
その場合はHPで連絡します。
お誘いありがとうございます。
投稿: いっぱい道草 | 2013年1月27日 (日) 09:27