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2008年8月28日 (木)

圧巻、溶解炉

8月19日にマンホールのふたを作っている旭テックの工場を見学しました。

マンホールは鋳物です。

型を作って、そこに炭素などを含む鐵(てつ)の化合物を流し込んで作ります。

※「鉄」という漢字は、「金を失う」を連想させるので、あえて「鐵」という漢字を使ったこともあるそうです。私も使ってみました。

圧巻は、溶解炉。キューポラというそうです。

鐵の化合物を高熱によってドロドロにする設備。

出てきた金属の液体のことを「溶湯」と書き、「ようとう」と言うそうです。

鋳物業の専門用語ですが、いい名前だと思いました。

鉄が、湯のようにドロドロでした。

工場内の写真撮影は禁止だったので、

パンフレットの写真を載せます。

P8280105_2    

   

   

   

溶解炉から出てきた溶湯は、取鍋(とりべ)と言われる大きなバケツのような容器に入れられ、

さらに型の中に流し込まれます。

この様子を、生で見れたことは貴重な体験でした。

別世界の出来事のように思えました。

全て機械によるオートメーションの作業でしたが、

かつては人間が溶湯を型に注いでいたそうです。

危険な作業だったと思います。

マンホールも、この溶湯が固まってできるわけです。

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