地理学会大会に初めて参加その3/地球儀の指導方法
愛知教育大学の寺本潔先生の講義。
テーマは「どう変わる?小学校社会科:新学習指導要領改訂のポイント」
平成23年から実施される学習指導要領の話でした。
次のような改定を言ってました。
・今までは世界の勉強は、6年生3学期の「世界の中の日本」でちょっとだけ扱ってきた。
・こんなに遅く世界を学習する先進国はない。
・しかし、改定では5年生の初めに「世界の主な大陸や海洋、国土の構成と領土の範囲、世界の主な国の名称と位置」が扱われるようになった。
・今まで小学校では県名を学習指導要領上は県名を扱っていない。(県名を覚えさせる教師はいたが)
・改定で、4年生で「都道府県の名称と位置」が扱われる。
・5学年、6学年で地球儀を効果的に利用せよとなった。
・今まで小学校教師は、地球儀の指導をほとんどやっていない。これからは地球儀をどうやって指導するかの方法が確立されなければならない。
地球儀は確かにあまり使われていない。
掛地図も使われていない。どちらも購入してから年月が経っています。
でもこれからは地図の活用が盛んになりそうという予感がたっぷりありました。
新しい地球儀、掛地図を買ってほしい。
良かれと思うことは、やってみたい。
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