地理学会大会に初めて参加その2/日本一だったアサリ漁
6月21日に参加した地理学会大会の話の続き。
幡豆小学校の先生の研究発表でした。
テーマは「愛知県一色町におけるアサリ業の地域的性格」
勉強になりました。
愛知県はアサリの全国シェア32.8%を占め、1位の漁獲量。
三河湾が遠浅の海であることがアサリ漁には良いようです。
その愛知県の中にあってダントツ一位の市町村が一色町。
その一色町の話でした。
一色町には貝けた(かいけた)網漁業の人たちの「手三貝(てさんかい)協会」という団体と、
採貝漁業の「西三河腰マンガ協会」という団体があるそうです。
貝けた網漁業は効率よくたくさんの貝を採ることができ、収入も多く、後継者が多い。
しかし腰マンガを使った採貝漁業は今ひとつ。収入も少なく、後継者は少ない。
腰マンガとは?
「西三河腰マンガ協会」とは当初風変りな名前だと思いましたが、
採貝で使う道具の名前を腰マンガと言うのだと、発表の途中に知りました。
フジクリーン工業(株)のサイトに「腰マンガ」の写真がありました。
http://www.fujiclean.co.jp/fujiclean/story/vol19/part203.html
この道具のことを「腰マンガ」と言うんだ・・・なぜだろう。
「まんが」で辞書で調べてみると、
「馬鍬」と書いて「まんが」と読むようだ。
この辺りがあやしい。
さっそくスーパーへ。
一色町のアサリばかりでした。
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