「十日(とおか)」と「八日(ようか)」
「十日」は「と”お”か」、「八日」は「よ”う”か」と振り仮名を書きます。
この使い分けが、なかなかやっかい。
なぜ「とおか」は「お」で、「ようか」は「う」なのか?
「十日」を調べていたら、面白いことわざに出会いました。
「今ごろ来たって、十日の菊だよ」
「十日の菊」とは何だ?
調べたら、こう書いてありました。
「9月9日の菊の節句の翌日に咲いた菊。時機に遅れて役に立たないことのたとえ」
菊の節句はあまり知らないけど、納得。
同じ意味で「六日の菖蒲(あやめ)」
意味は、「5月5日の節句の翌日の菖蒲の意味から、時機に遅れて役に立たない物事のたとえ」
これも納得。
しかし、このことわざ、あまり普及はしていないだろうな。
でも9月9日付近、5月5日付近で使ってみたいことわざです。
「十」はかつては「とを」と呼ばれ、「トー」でななくて「トオ」に近かった。
したがって、今は「とお」と書くのかな?
「八日」は「やか」の変形みたいです。「ヨーカ」と読まれ、「ようか」なのかな?
今日のところは想像まで。また調べてみよう。
「八日」という言葉をみると、映画「八日目」を思い出します。
6年ほど前に見ました。ダウン症の青年と中年男の話だったと思います。
いい印象が残っているけど、筋を忘れちゃいました。忘れちゃうのが残念。
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干支で八番目が羊だからかもよ
投稿: | 2009年12月17日 (木) 15:41
ほ~干支ですか。それは新しい視点ですね。コメントをありがとうございます。
投稿: いっぱい道草 | 2009年12月17日 (木) 22:38