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2008年1月6日

2008年1月 6日 (日)

汐見稔幸・・「わいわい子育て」がいい

録画してあった12月17日放送の「福祉ネットワーク」を見ました。

白梅学園大学学長(どこにある大学だろう?)で、教育学者の汐見稔幸さんのお話でした。

昔は「地域社会に子どもを放牧」していた。

なるほど。

今のように親だけが子育てをするという時代は今までにはなかった。

今は「放牧」しにくくなっているが、それでも、子どもはみんなで育てるようにしたい。

「孤立している子育て」を、「わいわい子育て」にしたい。

今は、今風の「放牧」をしよう。どこかに集まったりする活動。

そのための子育て支援をいろいろ行われてきている。

この子はいい子になるはずと思って育てるといい子になる。

不安に思っていると、不安が子どもに伝わる。子どもの自己肯定感がもてなくなる。

子どもに密着すると、視野が狭くなる。

少し離れると、面白いやつだなあ、自分にはないこういうところがあるんだ、と気がつく。

そんな話でした。

「放牧」「わいわい子育て」といった言葉が、印象に残っています。

「わいわい子育て」は大賛成。

参考:「クレヨンしんちゃん」に学ぶ子育て法

http://allabout.co.jp/children/childbirth/closeup/CU20061214A/

子育てにとても大切な27のヒント―クレヨンしんちゃん親子学

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汐見 稔幸 野原しんのすけ一家

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この本も、読みたくなりました。汐見さんは、12月16日に、地元、豊川市で講演をされました。行けませんでした!

手に持てる「雨」

P1020021 P1020022 1月初めの愛知県の山間地。暖かい愛知県ですが、雪が降るところは降ります。

坂道は、子どもたちのソリの遊び場になります。

この漢字の字源は面白い。

「雪」は「雨」と「ヨ」に分けられます。

「ヨ」は手を表します。手に持てる「雨」・・・つまり「雪」です。

以前にブログで紹介した「漢字指導法」(岡篤著/高文研)に載ってました。

冬休みに読んだ鬼が出てくる本その3

「浜田広介童話集/泣いた赤おに」(世界文化社)

さだまさしさんの朗読CDつきの「浜田廣介童話選集」を本屋に注文しましたが、まだ届きません。

待ちきれずに、隣町の図書館でこの本を借りてきて、

浜田廣介さんの童話を10話読んでみました。

そのうちの一つが「泣いた赤鬼」久々に読みました。

やはりこれは名作です。この話、私は以前は民話だと思っていました。

浜田廣介さんの創作だったんですね。それがまず驚きでした。

ラストの場面、青鬼のおかげで人間と仲良くなれた赤鬼が、青鬼の家に行きます。

ところが青鬼は旅に出ていて、家には赤鬼に宛てた張り紙が。この張り紙の中身が涙を誘います。

心に残るロングセラー名作10話 浜田広介童話集 (心に残るロングセラー)

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富山県のN先生が、この「泣いた赤鬼」の劇を指導されました。

その映像を見たことがあります。全員が始めから最後までステージにいて、

歌あり劇あり群読ありの素晴らしい劇でした。

こういうのを「シュプレヒコール劇(よびかけ劇)」というそうです。

N先生に劇のベースになった本を教えてもらいました。

シュプレヒコール脚本集」(玉川学園小学部編/玉川大学出版部)

この本の表紙写真が、この「シュプレヒコール劇」の特徴を表していると思います。

シュプレヒコール脚本集 シュプレヒコール脚本集
玉川学園小学部

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昨年11月に、私の学校の5年生の先生が、「泣いた赤鬼」の劇に挑戦しました。

私もいつかやってみたい劇です。

   

以上で「冬休みに読んだ鬼が出てくる本」シリーズを終了。ここまで読んでくれてありがとうございます。

次は「冬休みに読んだ時代小説」を書こうかな。

浜田廣介(1892~1973)は山形県出身ですが、時代小説作家の藤沢周平(1927~1997)もそうでした。2人は出会っているのでしょうか。文学について話をされたのかな。

冬休みに読んだ鬼が出てくる本その2

「鬼の首ひき」(岩城範枝・文/井上洋介・絵/福音館書店)

力持ちの若者が、自分を食べようとする鬼と力くらべをする話。力くらべと言えば、腕相撲。その他に中世には足相撲、首引きというのがあったそうです。この3つの方法で力くらべをしています。首引きは、お互いに首にひもをまきつけて、引っ張り合いをします。勝敗は?狂言「首引き」を下敷きにした絵本です。

鬼の首引き 鬼の首引き
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「鬼のうで」(赤羽末吉・文絵/偕成社)

切られた腕を鬼が取り返しにくる話。平安時代のヒーロー、源頼光と家臣の一人渡辺綱が出てきます。(源頼光の家臣には、あの“金太郎”の坂田公時もいます)鬼と人間の知恵くらべ、戦いのお話です。

「スーホの白い馬」「くわずにょうぼう」とかでおなじみの絵本作家の赤羽末吉さんが、「古典のもつきわだったドラマ性にひかれ、長年にわたり想をあたため、画魂をこめて創作、絵本にしたものです」(表紙の紹介文より)

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「鬼のおくりもの」(金田喜兵衛・文/狩野ふきこ・絵/ひくまの出版)

鬼の本を冬休みに読んでみたいとブログに書いたのは12月24日。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/12/post-2ba6.html

そこでも書きましたが、作者の金田喜兵衛さんは、新任で勤めた小学校の校長先生です。語りも上手な校長先生で、当時も子どもたちを集めて、自作のお話を話されていました。子どもたちが、涙して聞いていたことを思い出します。

「鬼はうち!」と叫んだ男の子の前に赤鬼青鬼があらわれ、お礼を言います。なにか欲しいものはないかときかれ、”マラソンでビリになりたくない”と言います。鬼たちは、素晴らししいおくりものをします。本来男の子が持っている力を引き出すおくりものです。・・さすが校長先生!今年の年賀状には、この本に出会ったことを書きました。絵もいいなあ。

表紙裏にはこう紹介されていました。「長年、愛知県の山村に住んで、自然の中の子どもを見つめてきた作者の心温まる物語です。」その通り。

鬼のおくりもの 鬼のおくりもの
金田 喜兵衛 狩野 ふきこ

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冬休みに読んだ鬼が出てくる本

「鬼ぞろぞろ」(舟崎克彦・文/赤羽末吉・絵/偕成社)

鬼につばを吐きかけられた男は、姿を消されてしまいます。だれにも姿を見られないのをいいことに悪事を働く男。このまま人間の心を失うのか?

ラストに「今は昔。鬼が、まだ、いせいのよかったころの話である。」とあり。あの「今昔物語」のリメークかな?   

鬼ぞろぞろ 鬼ぞろぞろ
舟崎 克彦 赤羽 末吉

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「鬼が出た」(大西廣・文/梶山俊夫ほか・絵/福音館)

これは物語ではなく、鬼に関する説明文。5年生の国語の教科書(東京書籍)で紹介されているようです。鬼の豆知識本。愛知県の山間部の鬼が出てくるお祭り「花祭り」も紹介されてました。

鬼は日本だけでなく、世界中にいることもこの本で判明。そもそも日本の鬼の形は、仏教の鬼がインドから中国をへて、日本へ伝えられるまでに、だんだんできたものだそうです。

鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集) 鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集)
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「兵六ものがたり」(さいごうたけひこ・文/みたげんじろう・絵/ポプラ社)

ここに出てくる鬼は、狐が化けたものでした。人を化かす狐と、退治しようと出向いた兵六の戦い。どっちが勝ったでしょう。鹿児島の民話「大石兵六ゆめものがたり」のリメークです。

兵六ものがたり (むかしむかし絵本 26) 兵六ものがたり (むかしむかし絵本 26)
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「おにのよめさん」(きしなみ・文/ふくだしょうすけ・絵/偕成社)

これも民話のリメーク。伊豆に伝わる話です。日照りに雨を降らせてあげた鬼。約束通り、百姓の娘のおふくを嫁にもらう。しかし、おふくは家がこいしくて、鬼のところから逃げ出してしまいます。「鬼は外、福はうち」のいわれのような話。この話に出てくる鬼は、正直者で、人間の方がこすく見えます。

   

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