不登校の4つの段階/YouTube動画「たなか部長の不登校トリセツ」
今日は10月5日。
この動画について書きます。
YouTube: 【大丈夫】不登校の不安は「4つの段階」を知れば軽くなる
YouTube動画のタイトルは「たなか部長の不登校トリセツ」です。
その中の動画の1本。
そもそもたなか部長とは?
このサイトが参考になりました。
SHIGA-FUKU 田中洋輔(たなか・ようすけ)さん NPO法人D.Live
6年前の記事です。
たなか部長の本名は田中洋輔さん。
大学在学中の2009年にNPO法人D.Liveをスタートさせ、
当初は子どもに自信をつけることを目指しての活動でした。
そして次第に不登校の子どもを支援する活動になっていきました。
田中さん自身、不登校と引きこもりを体験した方。
田中さんの語ることには、体験から出てきたものを感じます。
今や、不登校の子どもたちと接してきた体験からの語りも
もちろん多いです。
フリースクール「昼TRY部」を作ります。
たなか部長の肩書きは、きっとこの「昼TRY部」の部長だと思うので、
その肩書きを使ってのYouTube動画だと思います。
そのYouTube動画を始めた時の文章は、ここに引用します。
YouTubeをやる経緯としては、3年ぐらい不登校支援をして、そこで
痛感したのは、不登校に関して良い情報がほとんどないんですよ。自
分の中には理論もあるし、知識もあるし、こうやったらいけるよね、
という分かりやすいルートがあるんですよ。でも、その情報が全然発
信されてないんです。これはマジかと思って。困っている人がいっぱ
いいるんですよね。情報がないと変なところに踊らされることもあり
ます。詐欺も多いですし、情報商材を30万で売り付けられるというケ
ースもあります。なので、良い情報を発信したいなということと、僕
らは関西の団体ですが、LINE相談の問い合わせだと全国から来るん
です。沖縄や北海道、海外ではロサンゼルスからもあるんですよ。そ
うなったときにやっぱりなかなか情報を届けられないというところも
あるのと、LINEが来て相談で返すだけより、全員に返す方がいいな
と思って。もったいないというか、1人の人が相談するということは
100人ぐらいは悩んでいるということなので、できるだけ多くの人に
ちゃんと不登校の情報を伝えたいと思っていて、YouTubeで動画の配
信を始めた、というところですね。
講座だと受講料がかかる、時間が取れない、遠くて行けない、そうい
う物理的制約があるので。でもYouTubeだと誰でも見られるし、動画
はどこでも見られる、スマホでも見られる、音声だけでもいける、無
料で見られる。それでYouTubeは力を入れてやっていますね。
理論や知識があった田中さんが始めてくれたYouTube動画が、
今、とても勉強になっています。感謝です。
時間とお金をかけて出掛けて、いろいろな方の話を聞きに行った時代を
体験している自分。
YouTube動画で勉強できる時代は、本当に夢のような状況なのです。
この状態は当たり前ではなく、すごく幸せなことなんだと自分に
時々言い聞かせています。
こうやって動いてくれた田中さんにも感謝です。
さて、1番冒頭に紹介した動画について。
不登校の子どもの4段階について解説をしてくれています。
動画に使われた表です。
このサイトのスクリーンショットです。
たなか部長のお話は、いちいち心に刺さりました。
カギカッコですが、大雑把なの聞き書きです。
正確に知りたい方は、動画を見てください。
「不登校っていうのは、たまたま起こったこと、運が悪かったことと
いう感覚でとらえてもらうといい。」
「よく親の育て方が悪かったと言われますが、関係ないです」
「子育てにおいて親の関わりはそれほど関係ない。」
「よく考えたら、保育園に行かせたり、学校に行かせたりして、
親の関わりが思ったより少ないのではないかと考えている」
「親が悪いなんて、全くないんで」
「不登校はどうなるかわからないから怖い」
「このまま引きこもっちゃったらどうしよう。
私が80歳になって、子どもが50歳になったらどうしよう。
そんなふうに考えちゃうんですよね」
「不登校はこうなっていくという見通しがあるといい」
「この段階、結構戻ったりします。
慢性期から混乱期に戻ったりするように」
「基本的に不登校は螺旋階段だと思っているので、
戻っているように見えるけど、戻っていない。
進んでいます。」
「不登校にはなるべく早くなったほうがいいと考えている。」
「小中学生なんて休んでもいいんじゃないですか。」
「学校は便利だし、友達もできるし、いいところですが、
無理していかなくてもいい」
「不登校で将来の選択肢が狭まるかというと、そうではない」
「混乱期は親子でパニックの状態」
「急に不登校になる」「まさか我が子が!」「まさか家(うち)が!」
「親子でパニックになっているので、うまくいくわけがない」
「子どもも自分が不登校になるとは思っていない」
「なんで行けないの?と言われても、『知らん』と言っていた」
「大人は不登校を解決したいから、何があったの?何が原因なの?
先生に何か言われたの?クラスの子に何か言われた?
原因を追求したくなるけど、原因はない。
原因は複合的な要因なので、わからない」
「混乱期において、親御さんができることは、そっとしておくこと。
腫れ物に触ってはいけません」
「何もしちゃあいけない。励ましもだめ」
「まずは親が落ち着く」
「親子でパニックしているので、まずは親が落ち着く」
「親が大丈夫ではないので、子どもに『大丈夫だよ』と言っても
伝わらない」
「混乱期は、これからどうするのかとか未来の話をしない。不安感を
増長させるだけ」
「混乱期は親子ともしんどい」
「不登校になると、記憶が悪く、いろいろ忘れてしまう。
ストレスがかかると脳が萎縮する。脳のメモリー機能が弱る。
長い話を子どもにしても、覚えていない。
不登校だった子どもは、不登校の時期のことを忘れている事が
多い。嫌な記憶だから、思い出したくないという気持ちもある」
「そうか、学校に行けないかと親子で優しく受け入れる状態になる。
どうにかしようという気持ちから変化する時期」
「不登校は長期戦になりがち。親にとっては試練。修行。
子どもにとっては脱皮のようなものだと思っていて、
学校で、学校社会で折り合いをつけるのができなくて
不登校になっている。不登校の期間に、自分の行動について
振り返り、こうしたほうが良かったかなとか考える。
自分を変えることができるこれが折り合いをつけること。」
「不登校の子は何もしていないように見えるけど、
心の中には葛藤もあり、社会と折り合いをつけていくには
重要な期間。」「時間がかかる」
「だから早く不登校になったほうがいい」
「自分を変えるから、脱皮」
「年をとってから不登校・引きこもりになると、自分はこれだと
決まっているため、社会と折り合いがつけられなくなる。
プライドができているため、自分を変えられない」
「脱皮ができない」
「慢性期のイメージは、低く安定している感じ」
「子どもが元気そうに見えるので、訪ねてきた先生が『行けるじゃん』と
思ってしまう。」
「学校に行かないのが当たり前になっている状態が慢性期」
「人間には向上心があるので、前に進んでいる感覚がないと嫌なんですよ」
「不登校の子は、毎日が暇。前に進む感覚が得られない。
それがストレスになっている。」
「置いていかれている感、人生を無駄にしている感、
俺ってダメじゃないかなあという感じがある。現実逃避のために
友達と遊んだりしている。でも遊び終わると辛い気持ちになる。」
「慢性期で一番大事なのは、ポジティブ情動」
「嬉しい、楽しい、好きという気持ちが出ることで、前に進むことができる」
「お勧めは推し活」
「この人と決めて、推し活をすると、出掛けたりすることができる」
「嬉しい、楽しい、大好きな活動は遊んでいるように見えるけど、
この気持ちがないと前を向けない」
「ネガティブで不安な気持ちよりも、ポジティブ情動を強くする。
これを拡張形成理論と言います。」
「ポジティブ情動が強くなってくると、やってみようかな、といった
前向きな発言が出てきます」「これが回復期の入り口」
う〜ん、まだ途中ですが、今晩はここまでかな。
ここで私が3年目を迎える通級指導との関連で書いてみます。
不登校の子どもとも接する機会がありました。
その子と1時間授業をする時に、不登校の子どもに限ったことでは
ないのですが、とにかく好奇心をくすぐることをしたいと思いました。
他の子どもや親も体験したことがないような特別な体験をさせたいと
心がけてきました。
直接、学校の授業内容に関係しないことです。
でも、感触としてプラスになっていると思いました。
あくまで感触です。
でもその理由が、田中さんの言葉にあったと思いました。
「嬉しい、楽しい、大好き」というポジティプ情動をアップする
働きに少しは貢献していたのではと思うのです。
こんな勉強が、自宅の食卓の上でできるのは、
なんと幸せなことか。


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