「風」から1画抜いたのが「虱(シラミ)」/その理由
今日は令和8年5月29日。
小学生の多くは習っていない漢字は相手にしない習性があります。
習っていなかったら知らなくていい、覚えなくていい
そう思ってしまいがちです。
そうですよね。
でも漢字は面白い。
そんな制約を無視して、いろいろな漢字を教えたいと思っています。
現在実行しているのが、虫がつく漢字。
20字選択して教えています。
その1つ「虱」
これは「しらみ」と読みます。
あのシラミのことです。
でも今の小学生はピンと来ない。
今はもう水泳シーズン前のアタマジラミのチェックはやらないのかな。
子どもの耳の上あたりの髪の毛を見て、
アタマジラミの卵がついていないかチェックした体験があります。
しかし、私のシラミの知識もその程度。
この機会に勉強してみました。
シラミのリアルな映像を見せてくれたのが、この動画。
YouTube: 血を吸うシラミの共生細菌をみてみよう【ERATO深津共生進化機構プロジェクト】
人間に関係するシラミは3種。
アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミ。
シラミについて研究している方によると、
チンパンジーからうつされたのがアタマジラミ。
ゴリラからうつされたのがケジラミ。
したがってシラミの形状が大きく違います。
コロモジラミはアタマジラミか進化した種類で、
非常によく似ているそうです。
この動画では次のような映像を見られます。
最後の映像は、コロモジラミに研究者自身の血を吸わせている
ところを、拡大映像で見せてくれます。
さらにアタマジラミの映像も。
コロモジラミを目にすることは無くなってきたけど、
アタマジラミはまだ見ることがあるかもと言っています。
次の動画も参考になりました。
YouTube: 【シラミの進化】ケジラミとコロモジラミは、どうして別々の毛に生息するようになったのか?
さらに詳しく解説してくれています。
いい勉強ができました。
なぜシラミの漢字「虱」は「風に似ているのか?」
この疑問はこのサイトが解決してくれました。
回答を一部引用します。
「虱」の正字(旧字)は「蝨」です。 現在の略字では「風」
に1画足りない形ですので、おっしゃるとおりとても似てい
ますが、それはたまたまであり、成り立ち的にも関係はあり
ません。 「蝨」は、卂(=迅)+虫×2で、迅(はや)くて
見えにくい2匹(複数)の虫を表しています。
迅速の「迅」が由来の漢字なので、1画足りないんです。








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