「台風一過」の誕生はいつ?/台風15号は台風一過をもたらしたか?
今日は令和7年9月5日。
前記事の続き。
「台風一過」には語源というか使い始めがありました。
このサイトから引用。
「台風一過」の由来は諸説ありますが、「小説家の北条清一が小説内で
使用した」という説が有力です。1935年頃、彼の著書である『武州こ
のごろ記』で以下のように使われました。
この文章に組み込まれている「台風一過」の使い方が、現在の意味と変
わりないことから有力な由来とされています。
月篇に星は知らない漢字。
調べたら「なまぐさい」でした。
したがって「血腥い(ちなまぐさい)台風一過」となります。
これは現在の意味と変わりないの?
そんな疑問を持ちます。
由来には諸説ありとありますが、私が調べた限りでは、
他には見つかりませんでした。
でもまだ誕生して100年が経たない言葉なんだとも思いました。
ニッポン放送 NEWS ONLINE「台風一過」は死語になるのか?
このサイトの記事が書かれたのは、2017年7月です。
私が気づくことは、もうとっくに気づいている人がいることを
ネットで調べているとよくあります。
台風が去って、気持ちの良い晴れになるのが、
「台風一過」のイメージ。
さらに詳細に書くなら、まだ台風がもたらした雨が蒸発していなくて、
水たまりもたくさんあり、草木の葉っぱも濡れているような状態で、
青空が広がり、日が差しているのが、私のイメージです。
空気は乾燥して、すっきりした様子でもあります。
でもこれって、調べていったら、秋の台風だと味わえる
「台風一過」だそうです。
秋の台風なら、過ぎ去ると、北から乾燥した空気が入ってきて
晴れになるそうです。夏から秋に移る時のきっかけになるようです。
夏の台風は、過ぎ去っても、南から湿った空気が入ってきて
さわやかな晴れにはなりにくいようです。
今回の台風15号はどうだったか。
「台風一過」は意味的には、「台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡り
よい天気になること。」です。
つまり、晴れたのなら、暖かくても涼しくても「台風一過」なのです。
台風15号は、午前11時ごろをピークに風雨が激しくなりました。
でも昼過ぎには雨は止みました。
これで青空が一面に広がれば「台風一過」と思い楽しみにしましたが、
雲はなかなか晴れませんでした。
青空が広がったのは、午後3時頃でしょうか。
空気は涼しくなく、暖かでした。
私の理想とするイメージの「台風一過」ではありませんでしたが、
これも意味的には台風一過だと思い、
「台風一過」に認定しました。
今日は台風通過前から通過後、そして台風一過の
写真・動画を撮りましたが、今晩は編集は無理なので後日発信します。
通級教室に来た子どもには「台風一過」を教えたけど、
家庭で話題になったかな。


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