西尾市歴史公園で、お花見/旧近衛邸のトクサ
今日は令和7年4月7日。
4月3日に西尾市に行った話の続き。
サクラのお花見に行きました。
行ったのは、西尾市歴史公園。
これは、この公園でいただいたポケットティッシュの写真です。
サクラはちょうど見頃でした。
旧近衛邸で抹茶をいただきました。
お菓子付きで500円でした。
退職して、時間的に余裕になったことで得られた優雅な時間でした。
贅沢、贅沢。
旧近衛邸の縁側でお茶をいただきましたが、
そこからの景色。
いいでしょう、この景色。
気になる植物が目の前にありました。
トクサです。
よく見ると先っぽにつくしに似た頭がついていました。
ピンボケですが、次の写真をご覧ください。
トクサは、同じトクサ科のスギナのつくしのように、
胞子体を作るのです。
だからツクシみたいだったんですね
緑色の茎は、地下茎が直立したもの。
地下茎は横に広がるが、その地下茎から茎が直立します。
シダ植物とのこと。
葉っぱはあるのか?
茎の節に少しあるのが葉っぱだそうです。
ほぼ葉っぱはないと考えていいのかな。
庭木図鑑 植木ぺディア トクサより写真を転載。
ここから引用します。
観賞用に坪庭に植えたり、生け花の客材などに用いられる。なお、
土壌を選ばず地下茎を伸ばして広範囲に繁殖を広げる性質があるた
め、庭植えには注意が必要である。
旧近衛邸はまさに庭にあったのは、観賞用ですね。
古来、茎を煮て乾燥したものを研磨の用途に用いた。「とくさ」
(砥草)の名はこれに由来している。紙やすりが一般的な現代で
も高級つげぐしの歯や漆器の木地加工、木製品の仕上げ工程など
に使用されている。クラリネットなどの葦製リードを磨いて調整
するのにもトクサが用いられる。アイヌ民族もトクサを木製品を
自製する折の仕上げに用いてきた。トクサのアイヌ語名「シㇷ゚シ
ㇷ゚」は「戻り戻りする」の意で、本種を用いて物を磨く際の手の
動きに由来する名である。
研磨に使われるから「(砥草)トクサ」
なるほど。
こうなると、動画でトクサで磨いているシーンがきっとあるぞ。
探しました。
ありました。
茎が硬いのは、ケイ酸を含んでいるからだそうだ。
これってススキもそうだったよな。
さらにムクノキ。
ここでも道草 ムクノキの葉っぱ/自然のサンドペーパー(2009年5月24日投稿)
この記事を読み返したら、なんとトクサが出てきました。
葉はケヤキやエノキと似ているが、上部で表面に剛毛があり、さわる
とザラザラする。本種の重要な同定ポイントである。
トクサなどと同様に、植物の表面がケイ酸質の物質で覆われているか
らである。
16年前の記事に潜む「トクサ」は忘却の彼方ですね。
京都にあった公家の近衛家邸宅を
西尾市に移築したものだそうです。
昨年の1月に行った岩瀬文庫の宣伝が、
旧近衛邸に貼ってありました。
叔父さんは、すでに先日、岩瀬文庫に行っているそうです。
私も、5月24日以降に岩瀬文庫に行ってみたい。
日記に書いておこう。
コメント