モスコフスキー作曲「タランテラ」
今日は令和6年11月12日。
通級学級に通ってくる子どもの中に、
ピアノが大好きな男の子がいます。
いろいろなコンクールに出場して、
腕試しをしています。
その子と話していて、印象に残った曲がありました。
モシュコフスキー作曲の「タランテラ」です。
「タランテラ」の響きから連想されるのは、「タランチュラ」
蜘蛛ですよね。蜘蛛を題材にした曲なの?
そんなのないよねと思いつつ聞いたら、関係があるそうです。
その子の説明によると、蜘蛛に咬まれた人が、
痛みで踊り狂っている様を曲にしたものだそうです。
「タランテラ」の詳しい説明をネットで探しました。
ここから引用します。
タランテラ (tarantella) は、イタリア・ナポリの舞曲。
3/8または6/8拍子のテンポの速い曲である。曲名は、タラントという
町の名前に由来するという。また、同じ町の名を由来とする毒蜘蛛の
タランチュラに噛まれると、その毒を抜くために踊り続けなければな
らないとする話から付けられたという説もあるほか、その毒の苦しさ
ゆえに踊り狂って死に、それを表現したという説もある。
タランテラの歴史は中世にまで遡ることができ、より古い形式のダン
スが起源とされる。マンドリンやタンバリンの演奏に合わせて踊られ
るが、1つのスタイルに固まるまでいろいろなリズムが存在したらしい。
ショパンやリストなども、タランテラを作曲している。
タランテラは、1人で踊ることよりはグループ、特にカップルや女性の
ペアで踊られることが多い円舞曲である。最初は右回りに踊るが、曲
の一区切り毎に回る方向も左になり、テンポも速くなる。これが何回
か繰り返され、遅れずについていくのがだんだん難しくなっていく。
モシュコフスキーだけでなく、いろいろな人が「タランテラ」を
作曲しているのですね。
その中で、モシュコフスキーの「タランテラ」は、
子どもが演奏会で弾くのに、向いた曲のようです。
「同じ町の名を由来とする毒蜘蛛のタランチュラ」という文章が
気になりましたが、後に回します.
授業では、2人でモシュコフスキーの「タランテラ」を、
YouTubeで選んで、一緒に聴きました。
YouTube: 【吉永 結香】(小4)モシュコフスキー:タランテラ
すごいなあ、4年生のその男の子も、
こんなのが弾けちゃうんですね。
都筑ふれあいの丘ピアノ教室・ヴァイオリン教室ーーCHANTE
ここから引用します。
生徒さんたちにとって一番馴染みが深いのは、ブルグミュラーやモ
シュコフスキーのタランテラだと思います。どちらも狂ったような
激しい曲。毒蜘蛛に刺されて踊り狂っているとイメージすると、荒
々しく激しいテイストになると思います。今日もブルグミュラーの
タランテラのレッスンを行なったのですが、【あつ森】でタランチ
ュラが出現するらしく説明がとってもスムーズでした(笑)
こうして曲のタイトルの意味を知る事で、演奏がグッと『それらし
く』なるので、題名から受け取るインスピレーションは大切です!
Game With 【あつ森】タランチュラの捕まえ方のコツと時間・条件 | タランチュラ島【あつまれどうぶつの森】
ここに載っていたタランチュラ。
ここで疑問.
タランチュラは刺すのか?
「Game With」でも「刺す」という表現を使っていました。
タランチュラについては、別の記事で書きます。
モシュコフスキーについて調べます.
ここによると、1845年8月23日生誕。
1925年3月4日没。ポーランド出身のユダヤ系ピアニスト、
作曲家、指揮者。
来年3月で没後100年になる人です。
今日は休み時間に、「タランテラ」を流そうかな。
教室で。
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