ハラビロカマキリの捕食映像/カマキリの卵嚢入手
今日は令和6年10月19日。
昨日はカマキリに縁があった日でした。
1時間目の授業。
5年生の男の子が、何やら箱を持ってやってきました。
「何が入っているの?」と聞いたら、
「カマキリ」
「え!カマキリ」
驚きました。
日頃、言っていました。
ハリガネムシを捕まえたいので、ハラビロカマキリがいたら
ぜひ捕まえてきてと。
それを実行してくれたのです。
「野っ原にいて、水の近くにいなかったので、
ハリガネムシはいないかもしれない」とのこと。
何日か前に捕まえて、飼育していたそうです。
餌は?
豚肉をカマキリの前でゆすったら、食べたとのこと。
素晴らしい!
飼育を通して、カマキリにすっかり慣れていて、
カマキリを手でつかむのも平気。感心しました。
さっそく、飼育箱に水を入れて、カマキリを投入。
これはまさにハラビロカマキリ。
水面を泳ぐカマキリ。
出てきてくれ!とお願いしましたが、
ハリガネムシは出てきませんでした。
授業の最後に、校庭の野っ原に逃しました。
ちょうどバッタが飛んできたので、
捕まえて、バッタの前に差し出しました。
最初は無視。3回目くらいに、捕獲。
捕獲した瞬間に、もうバッタを食べ始めていました。
カマキリの捕食。
滅多に遭遇できないこと。
他の子どもにも見せたいと思って、
教室に戻ってタブレットを持ってきて撮影しました。
強烈な映像です。
見る覚悟がある方は再生ボタンを押してください。
写真が1枚。動画は2つ。
YouTube: 2024年10月18日 勤務校校庭でカマキリがバッタを捕食
YouTube: 2024年10月19日 勤務校校庭でバッタを捕食するカマキリ 別角度
この動画を何回も見たら、いろいろなことに、
気がつくと思いますが、まず私が気になったのは、
バッタの腹部にある黒い塊です。
ネットで調べましたが、う〜んわからず。
食べた餌に消化液を含めた半消化物かな。
まだ半分草の状態なので、肉食のカマキリは、
見向きもしないのかなと考えました。
またわかったら、記事にします。
この日は、1〜4時間の授業。
4人の子どもが来ました。
1時間目が、カマキリを持ってきた子ども。
2時間目以降の3人の男の子に聞いたら、
3人とも、捕食映像を見たいというので、
一緒に見ました。
4時間目の男の子が、カマキリの卵嚢情報を
持ってきてくれました。
なんでも、学校の北門付近の壁に、カマキリの卵嚢が
新しくできたとのこと。
ちょっと前まで見た覚えがなく、今朝気がついたとのこと。
授業中に見に行きました。
ありました。
場所的に、ここはあまり良くないです。
小学生がたくさん登下校で使う門のあるところなので、
触られたり、ぶつかったりする可能性高し。
・・・というのは、言い訳ですね。
教室に持って行って、翌春に赤ちゃんカマキリが出てくるのを
見たいのが本音。
触ると、まだ柔らかい。
作られて時間が経っていないかもしれません。
剥がすことは無理そう。
結局、私が帰宅する時に、カッターで切り取ることにしました。
忘れずに実行。
切り取ってみて、壁のところまで、小さな卵がぎっしりあるんだと
気がつきました。こうなっているんだ。
切り落としたもの。↓
壁側の部分。
壁際にあった卵が、若干犠牲になってしまったかな。
切り離した卵嚢はどうするか。
今日、アクリル定規を買ってきました。
この定規に、卵嚢を貼り付けたら、
卵嚢の内側の観察ができる可能性があるぞと思いました。
思いついたことを実行。自宅での作業。
17cm定規。
これくらいなら、昨年度のように容器に入るでしょう。
月曜日に教室に持って行き、セットしようと思います。
来年の春に孵化するところをまた見たいです。
明日、LINEやFacebookで呼びかけようかな。
ハラビロカマキリとカマキリの卵嚢を見かけたら、
教えてくださいと。
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