三橋TV 日本のインフラ整備③ 「暫定二車線」高速自動車道
今日は令和6年8月29日。
前記事の続きです。
この映像の話です。
YouTube: 韓国以下の日本の海運〜インフラ整備をサボった小泉政権の罪[三橋TV第897回]三橋貴明・菅沢こゆき
1996年以降、政府は緊縮財政で、
公共資本投資を減らしてきました。
その結果、どうなったか。
三橋さんが挙げたのが、地方の高速自動車道路。
片側一車線で真ん中にポールが立っていて
対面(たいめん/といめん)通行の高速自動車道路。
このような道を、発展途上国でも、高速道路とは呼ばないと
三橋さんは言います。
こんな道路、危険だよね。
普通は、高速自動車道というと、片側二車線以上で、
真ん中には壁を作るのが当たり前。
日本でもそうしようと計画されましたが、
1996年以降の緊縮財政で、
予算をガリガリ削っていったから、
半分しかできていないということです。
用地買収はおよそ終わっているのに、半分しか造れないので、
あんな危険な自動車道になっているのです。
国土交通省は「暫定二車線」と言っているそうです。
いつかは、四車線で造りますよというわけです。
「暫定二車線」の高速自動車道が、全体の3割。
韓国では、「暫定二車線」の高速自動車道はありません。
韓国どころか、日本以外に「暫定二車線」の高速自動車道は
ないそうです。
びっくりです。
確かに、富士山付近の山に登るときに利用した
中部横断自動車道はとても便利でしたが。
片側一車線、真ん中ポールの対面通行でした。
gazoo 「難所越えの夢」全線開通の中部横断道(山梨~静岡)
ここから写真転載。
怖い、怖い。
二車線ならマイペースで走れます。
遅いと相手が思ったら、追い抜き車線に入って、
抜いていくことでしょう。
一車線はそのようなことができません。
抜くことができないので、遅い車があれば、
だんだん後続に自動車が溜まっていきます。
後ろから速い車が来ると、どうしようかなとストレスが
かかります。
対向車線の車が、こちらに飛び込んで来ないかと、
常に不安です。
あの「暫定二車線」高速自動車道は、緊縮財政の証だったのですね。
続く
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