本「書いてはいけない」/本当のことを言って、独立国を目指しましょう
今日は令和6年4月11日。
この本を読みました。
「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」
(森永卓郎著/三五館シンシャ)
たくさん売れている本です。
特に日航機123便墜落事故の記述をじっくり読みました。
森永さんは、青山透子さんや小田周二さんたちの説を支持し、
吉備素子さんが裁判に勝って、
ボイスレコーダー/フライトレコーダーが開示されれば、
すべての真相がわかると言っています。
この本の内容を、次の動画で、森永さんが語っています。
三橋TV 日航機123便墜落の真実 なぜ日本は未だに対米従属おままなのか?
特に印象に残ったのは、日本政府は、
ボーイング社に泥を被ってもらったので、
アメリカに大きな弱身を握られてしまったことです。
アメリカの言うことを聞かないといけなくなったのです。
映像の32分20秒付近からの語りが、
経済アナリスト、エコノミストの
森永卓郎さんらしい語りです。
全くミスをしていないボーイング社に泥を被ってもらい、
520人の命が失われたというストーリーを作ってもらい、、
その通り進めたのです。
日本政府は大きな借りを、アメリカ政府に作ってしまいました。
事件のあった1985年は、戦後発展した日本が、
世界第2位の経済大国になった時です。
たいへんな借りをした日本は、
すぐにツケを払わされることになります。
4ヶ月後、プラザ合意が結ばれます。
ここで、円だけを急激な円高にしましょうと決まります。
これは日本の輸出製品に100%の関税をかけるのと
同等のことだそうです。
日本が転落していくきっかけになりました。
1986年、日米半導体協定が結ばれます。
これによって、半導体のシェアが、世界でダントツに多かった
日本は、転落していきます。現在のシェアは、10パーセント。
1990年代から日米構造協議なるものが始まります。
アメリカから日本に対して要望が届くようになります。
その要望を日本は受け入れていくのです。
今だに、日本はアメリカに頭が上がりません。
郵政民営化とか、投資を積極的にしようと言うのも、
アメリカの要望が元だったのです。
ありとあらゆることが、アメリカの言いなり状態。
1985年の日航機123便墜落事件がきっかけで、
日本は衰退しているのです。
森永さんは言います。48分50秒ほどから。
「39年も経ったのだから、本当のことを言って、
独立国を再び目指しましょうよ」
ショックだったのはMRJの話。
スペースジェットのこと。
三菱重工が目指した国産旅客機。
これもアメリカに没にされたのだそうです。
優秀な飛行機なのに。
そこで三菱重工を守るために、日本政府は戦闘機を、
三菱重工に作らせるようにしているのだそうです。
そんな裏があったんですね。ショックですよ。
関連してこの動画もお勧め。
三橋貴明さんが、森永さんの講演について
補足しています。
森永卓郎氏が暴露!「日航機123便墜落事故」と「対米従属」に隠された恐ろしい関係
1985年当時、自衛隊の標的機が尾翼に当たったことになると、
自衛隊もそして日本政府も壊滅する状況だったそうです。
それだけ、自衛隊は不評だったようです。
私もうっすら覚えています。
だから中曽根首相は、隠蔽することを決断したのでしょう。
本を読んで、2つの動画を見ることで、
理解が深まります。
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