20240310 納古山・遠見山登山報告④/納古山頂上 巨大な鉄塔
今日は令和6年4月3日。今日も「即今着手」。
前記事の続きです。
納古山に向かって歩きます。
これが一番の難所。岩を這い上がりました。
こんな急坂もありました。
急坂を登ったところに、第2展望台。
展望台からはこんな景色が見られました。
頂上近し。
道標の上にあるものは・・・・
今度は招き猫ではありませんでした。
そして頂上。
にぎやかな頂上でした。
雪をのせた御嶽山が見えました。
納古山頂上から、次の遠見山を目指します。
「苦苦“り抜け」「願いが叶う」
岩の隙間をくぐり抜ける場所。
無理かなあと思って止めました。
苦しそう。
またアセビが咲いていました。
この日、一番のアセビでした。
こんな道を歩きました。
なかなか快適な登山道でした。
そこに巨大な人工物が登場。
この鉄塔は高かったです。そして大きかった。
足が太い。↓
この鉄塔には番号があります。
中部電力の鉄塔No.33です。
どれくらいの高さがあるのだろうか。
調べましたが不明です。
この鉄塔を「中部電力PG東部幹線33」と記している記事がありました。
PGは「パワーグリット」の略でした。
こんな大きな鉄塔を、どうやって建てるのか。
まずこの動画が参考になります。
YouTube: 【工学】山の上の送電塔はどうやって設置したの?
ここに鉄塔の高さのヒントがありました。
鉄塔のことを送電塔というようです。
送電塔には3種あるそうです。
どうやら、納古山で見た巨大な鉄塔は100mの可能性が高いです。
鉄塔は、資材や車両を山の上に運ぶのがまず大変です。
車で運搬する、ケーブルによって運ぶ(索道)、ヘリコプターで運ぶ。
この3つの方法の中で、現場に適した方法で、
資材などを運び上げるのだそうです。
基礎を作った後に、基礎の上に鉄塔を組み立てていきます。
クレーンを使って、資材を上方に上げて、
作業員が手作業でボルトを締めて、
組み立てていきます。
高所でのとんでもない仕事です。
この動画の最後に、組み立てた後にも、
危険な仕事があることが紹介されていました。
碍子(がいし)と呼ばれる場所を、定期的に高圧水で掃除をします。
その時には、高圧電流を止めません。
停電をさせないためです。
したがって、掃除中に水が体にかかると、
感電死する危険性があるそうです。
そんな命懸けの作業のおかげで、
私たちの家には電気が届くのですね。
もう1本、この動画も良かったです。
YouTube: 電力の匠 ~巨大鉄塔の組立作業 「鉄」壁のチームワーク 徹底された安全対策~|関西電力送配電
資材を運ぶのに、この方法もあるのですね。
1万本以上のボルトを、作業員が手作業で締める。
すごいことだなあと思います。
登山報告から、すっかり脱線してしまいました。
これぞ“道草“
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