ノルマンディーで使われた兵器「チェコの針鼠」
今日は令和6年3月15日。
毎日見ている動画。
人生の多くの時間を、現在は動画を見ることに使っています。
これはいいことなのか、悪いことなのか、
現時点ではわかりません。
唯一課金している動画「大人の教養TV」より。
6日前に発信した動画は、ノルマンディー上陸作戦を
扱っていました。
その時に、「チェコの針鼠(ハリネズミ)」という兵器の
名前を知りました。
映画「プライベート・ライアン」の戦闘シーンでも、
この兵器は出てきました。
あまり隠れるところがない連合軍が、
チェコの針鼠に身を隠していたシーンがあったと思います。
でも、体を隠すには、鋼材は細いので、充分ではありませんでした。
チェコはなぜこの兵器を造らざるを得なかったのか。
調べてみました。
ここから引用します。
チェコの針鼠とは、第二次世界大戦頃に開発された防御用対戦車障害物
である。通常、L字鋼またはH形鋼を組み合わせて作られ、その形状から
爆発等で転がったとしても障害物としての価値を損なわないという特徴
がある。(中略)
第二次世界大戦直前のチェコスロバキアでは、対独国境にチェコスロバ
キア国境要塞線として知られる大規模な要塞線の構築を行っていた。こ
の要塞線に用いられた障害物がチェコの針鼠の起源とされている。なお、
この要塞線は完成を待たぬまま1938年のミュンヘン会談とズデーテン地
方の割譲を迎え、ドイツ側へ譲渡された。
ナチスドイツに対しての防衛のために造られたのですね。
この動画でも説明されていました。
YouTube: 【ゆっくり解説】チェコの針鼠(チェコスロバキア)【マイナー兵器?】
弱小国の奮闘兵器と言われたら、
確かにそうだと思います。
弱い国だけど、どうにか守らなければという気持ちから
造られたのでしょう。
強力でたくさんの武器を保有する国は、
このような武器を造る発想はすぐには浮かばないでしょう。
他にこの動画で勉強になったこと。
そうか、やっぱり敵歩兵の遮蔽物にならないように、
工夫されてきたんだ。
「切り欠き」?
これも調べました。
ここの説明を引用します。
何らかの都合で材料を一部カットして溝や穴を作ることだよ。
有刺鉄線を張られてしまうと、歩兵は突破が困難になるよなあ。
コメント