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2024年3月 1日 (金)

本「マンガ ザイム真理教の大罪」① 財政均衡 通貨発行益

    

今日は令和6年3月1日。

  

最近、TikTokをダラダラ見ないようにしています。

ついつい時間が経ってしまいます。

昨日、こんな動画をやっていました。


YouTube: TikTokやってる奴は「非リア充」

TikTokやっている人は、

リアルな生活が充実していないとのこと。

ついつい時間を使ってしまった時には、

後悔をします。その点かな。

でもヒントをくれる動画でもあります。

  

ちょっと前にこの動画を見てハッとしました。


YouTube: TikTokからのダウンロード 森永卓郎さん 日本メディア3つのタブー

  

森永さんは、日本メディアの3つのタブーとして、

①ジャニーズ問題 ②財務省 ③日航123便墜落事故

を挙げています。

日航123便墜落事故については、

情報を集めているし、現在行われている裁判にも注視しています。

その中で、この問題はタブーなんだなと感じています。

でも突破したいと考えています。

 

よくわかっていないのは、②財務省です。

森永卓郎さんは、日本人8000万人が

ザイム心理教を信じているのが問題だと言っています。

ザイム心理教とはなんぞや?

  

入門としてこの本を読んでみました。

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「マンガ ザイム真理教の大罪」(森永卓郎著/マンガ前山三都里/

宝島社)

 

この本は5章に分かれています。

章ごとにまとめがあります。

そこをじっくり読みたいです。

1章のまとめ文を引用します。

  

財務省の役割は、国の財政を司ること。 国の予算、税金、国債、投資、

資産管理、 外国為替、 関税などの領域で調査、企画・立案・事務な

どの仕事を担当している。なかでも筆頭に挙げられる仕事が、国の予

算づくり。 予算とは、収入(歳入) と支出 (歳出) の予定を示した計

画のことであり、国の財政 (集めたお金を管理して必要なところへ

配分する活動)の内容を明らかにするためには必須である。

日本の歳入は、所得税が21兆円、 消費税が23兆円、法人税が15兆

円、揮発油税 相続税 酒税 たばこ税などが10兆円、税以外の収入が

9兆円、 新たな借金 (国債) が36兆円で合計総額114兆円 (2023年

当初予算の例)。 一方の歳出は、 社会保障が37兆円、 地方交付金が

16兆円、 公共事業が6兆円、教育が5兆円、 防衛が7兆円、 予備費

(コロナ対策など) 5兆円、 その他9兆円、 借金の返済と利息が25兆

円。このように歳入の3割以上を借金でまかなっている状況を財務省

は問題視しており、できるだけ借金に頼らない収入で支出をまかなう

「財政均衡」を実現せねばという思いが強い。 それは絶対教義と化

し、財政均衡のためには増税による国民負担の増大も厭わないという

「ザイム真理教」 が誕生した。

東大卒の財務官僚は、日本最高クラスの頭脳集団であることは確かだ

が、その実、 専門は法学部卒ばかり。 経済学の基本的なセンスが身

についていない職員も少なくない。 だから、政府には通貨を発行で

きるという大きな強み (通貨発行益) があることを理解しておらず、

「国債を刷り続けるのは危ない」 と素朴に考えている。 日本政府は

国債の償還期間が来たら借り換えをすればよいだけなので、 国債の

返済を恐れる必要はないのだが。

このような経済学では当たり前の知識と感覚が身についていない財

務官僚たちが「財政均衡」の正しさを狂信し、暗に明に働いているの

が財務省なのだ。  

(46p)  

キーワードが2つかあります。

「財政均衡」

歳入と歳出の均衡がとれていること。

つまり歳入の3割以上が借金という状態が、

財務省は嫌なのです。

なぜ嫌なのか。

後半で説明があります。

145p。

マンガの中で、森永卓郎さんが語っています。

「トラウマだったんだろう。ずっとーー」

「戦後の日本が国債を大量に発行したのは、1973年の石油ショッ

クがきっかけだ」

「1964年まではまったく発行していなかったが、石油ショックの

不況時に対策として巨額の国債発行を余儀なくされた」

「それから毎年、前年を上回るか同規模の国債を発行せざるを得なく

なりーーー」

「ついに1980年代の初めから10年国債の償還が始まった」

※「借金の返済ですね」

「私が大蔵省の使い走りだった時代だ。大蔵省の役人から『財政再建

元年』という言葉をよく聞いたよ」

※「つまり、その頃から大蔵省、そして財務省にとって『財政均衡』は

絶対目標になっていったわけですね」

「その通り」

※は森永さん以外の登場人物。

(144p)

  

昔、中学校で社会科の授業、教えたよな。

日本は毎年借金をして、年々それが増えています。

借金を返していかないと、子どもや孫の世代に負担が回るって、

その借金は、日本人一人あたりいくらになっているとかも

教えました。

現在、一人当たり1000万円の借金だと書いてありました。

国債の償還期限が来たら、国債の分だけ資金を用意しないと

いけないと考えるのが間違い。

その分だけまた国債を発行して、借り換えをすればいいだけの

話らしい。この「借り換え」がまだ意味不明。

もう少し勉強しよう。

  

次のキーワードは、これ。

「通貨発行益」

これもマンガの中で森永卓郎さんが語っています。

   

「いくら借金をしていたって、それが日本円の借金なら、政府はお金

を刷れば、それで解決するんだよ」

※「・・・・・へ?」

「もしも君が絶対的な権力者で、この国でお金を自由に発行する権利

を持っていたとする」

「今、1万円の買い物をしたいけど、手持ちがない。さて、どうする?」

※「・・・・・お金を刷る?」

「正解」

「このように通貨を発行することで得られる利益を通貨発行益という」

(38〜39p)

  

以上のことは、経済学では当たり前だと言いますが、

まだ不明。この本で一番理解しにくい場所かもしれません。

ただありがたいことに、ザイム真理教に関する動画多し。

この機会に見ていきたい。

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