緊急地震速報の作成者は伊福部昭さんの甥
今日は令和6年1月25日。
災害について書いていきたいです。
まずは緊急地震速報が鳴ることで、
災害が始まる可能性が高いです。
あの音、つい注目してしまうのは、
あの音にも工夫があるのです。
解説してくれているのが、この動画です。
ドキッとさせる工夫があるのです。
この曲の作曲者を知りたくなりました。
調べました。
なんと!現在の生活のBGMである映画「ゴジラ」の
メインテーマの作曲者伊福部昭さんの甥である
伊福部達(とおる)さんでした。
次のサイトを参考にします。
伊福部辰さんは、NHKから依頼されます。
引用します。
「大地震が来たときにラジオやテレビを通じて知らせるチャイムを
半年以内に作ってほしい」という依頼をされた。地震のドスンとい
きなり来る縦波(P波)を検出して、それが震度5弱を超えるようで
あれば横揺れであるS波が到達する前に人々に知らせるための緊急地
震速報チャイムである。震源地の近くであればP波とS波の差はわず
か数秒しかなく、その間に知らせなければならない。
伊福部達さんは、叔父の伊福部昭さんの曲を利用することにします。
子どもの頃からよく聴いてきた曲であったし、
叔父の曲であれば、著作権上もハードルが低いと考えました。
シンフォニア・タプカーラ」(初版 1955)の第三楽章Vivaceを
利用することにした。タカプーラとはイタリア語で「立って踊る」と
いう意味であり、アイヌの風習がモチーフになっている。Vivaceとは
イタリア語で「速く、生き生きと」の意である。この冒頭部を採用し
たのは、その和音が“適度の緊張感“と“インパクト“を持っていると感
じたからである。早速、叔父の息子から楽譜を取り寄せ、第三楽章の
冒頭部を詳細に調べた。
「ゴジラ」が選ばれる可能性もあったのです。
交響曲「シンフォニア・タプカーラ」を聴きたくなりました。
ありがたい世の中です。
聴けます。
13分10秒から第二楽章。
23分31秒から第三楽章Vivaceです。
そして、動画のコメントに
ちゃんと書き残している方がいました。
24分48秒からが緊急地震速報のフレーズです。
聴き分けるのが難しい・・・。
30分余りの交響曲。これもとても良かったです。
伊福部達さんは、緊急地震速報の作曲者ではなくて、
作成者ですね。
緊急地震速報チャイムの生みの親・伊福部達博士が語る“ぼくの叔父さん”伊福部昭の音楽~『伊福部昭百年紀 Vol.8』開催記念インタビュー
このサイトから写真を転載。
1946年生まれの方です。
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