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2024年1月25日 (木)

緊急地震速報の作成者は伊福部昭さんの甥

    

今日は令和6年1月25日。

  

災害について書いていきたいです。

  

まずは緊急地震速報が鳴ることで、

災害が始まる可能性が高いです。

あの音、つい注目してしまうのは、

あの音にも工夫があるのです。

解説してくれているのが、この動画です。


YouTube: 緊急地震速報の音はなぜ怖く感じるのか?

ドキッとさせる工夫があるのです。

  

この曲の作曲者を知りたくなりました。

調べました。

なんと!現在の生活のBGMである映画「ゴジラ」の

メインテーマの作曲者伊福部昭さんの甥である

伊福部達(とおる)さんでした。

次のサイトを参考にします。

「緊急地震速報チャイムの誕生秘話」

伊福部辰さんは、NHKから依頼されます。

引用します。

  

「大地震が来たときにラジオやテレビを通じて知らせるチャイムを

半年以内に作ってほしい」という依頼をされた。地震のドスンとい

きなり来る縦波(P波)を検出して、それが震度5弱を超えるようで

あれば横揺れであるS波が到達する前に人々に知らせるための緊急地

震速報チャイムである。震源地の近くであればP波とS波の差はわず

か数秒しかなく、その間に知らせなければならない。

  

伊福部達さんは、叔父の伊福部昭さんの曲を利用することにします。

子どもの頃からよく聴いてきた曲であったし、

叔父の曲であれば、著作権上もハードルが低いと考えました。

  

シンフォニア・タプカーラ」(初版 1955)の第三楽章Vivaceを

利用することにした。タカプーラとはイタリア語で「立って踊る」と

いう意味であり、アイヌの風習がモチーフになっている。Vivaceとは

イタリア語で「速く、生き生きと」の意である。この冒頭部を採用し

たのは、その和音が“適度の緊張感“と“インパクト“を持っていると感

じたからである。早速、叔父の息子から楽譜を取り寄せ、第三楽章の

冒頭部を詳細に調べた。

「ゴジラ」が選ばれる可能性もあったのです。

交響曲「シンフォニア・タプカーラ」を聴きたくなりました。

ありがたい世の中です。

聴けます。


YouTube: 伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ

13分10秒から第二楽章。

23分31秒から第三楽章Vivaceです。

そして、動画のコメントに

ちゃんと書き残している方がいました。

24分48秒からが緊急地震速報のフレーズです。

聴き分けるのが難しい・・・。

30分余りの交響曲。これもとても良かったです。

  

伊福部達さんは、緊急地震速報の作曲者ではなくて、

作成者ですね。

緊急地震速報チャイムの生みの親・伊福部達博士が語る“ぼくの叔父さん”伊福部昭の音楽~『伊福部昭百年紀 Vol.8』開催記念インタビュー

このサイトから写真を転載。

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1946年生まれの方です。  


   

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