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2023年12月12日 (火)

「鰐(ワニ)」の「咢」について

   

今日は令和5年12月12日。

   

ワニを漢字で書くと「鰐」です。

Img_3362

部首に魚がつきますが、ワニは魚ではありません。

爬虫類です。

  

この漢字で気になるのが、鰐の右側の部分。

ここにはどんな意味があるのだろう。

気なったら、さっそく調べます。

漢字の音符 咢

ここがまず参考になります。

  

このサイトでは、咢には3つのイメージがあると

書いてあります。

「おどろく」「やかましい」「口を大きく開ける」です。

「おどろく」としては「愕く(おどろく)」「驚愕(きょうがく)」

「愕然(がくぜん)」などがそうです。

「やかましい」では、「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」です。

意味は「遠慮することなく議論すいること」です。

そして、鰐は「口を大きく開ける」イメージです。

魚へんで口を大きく開けるときたら、やっぱりワニが浮かびます。

(もちろんワニは魚ではありませんが)

その他に、このイメージでいくと、次の漢字が浮かびます。

「萼(がく)」は植物の花の萼。

口を大きくあけて花を包むように外側にある花のガク。

「顎(あご)」のうち「頁」は顔を表します。

顔の中の口を大きく開けるに関する場所だから顎。

「鍔(つば)」は、刀の柄(つか)と刀身の間にはめる金具で、

柄を持つ手を保護するものです。

Img_3369

名古屋刀剣博物館

これも口が開いていて、刀剣をその穴に入れます。

以上、「漢字の音符」はわかりやすいサイトでした。

  

生き物NAVI 鰐 漢字の由来

ここも参考になりました。

鰐は強靱な顎を持つことから、この漢字がワニを表すようになった説です。

ただ、昔の日本にはワニがいませんでしたので、

鰐という漢字は「サメ」を表していたようです。

いつからかワニは「鰐」となり、サメは「鮫」となりました。

    

今日の社会科の授業では、「鰐」の字をテレビに映して、

これが読めますか?と始めたいです。

ついでに「顎(あご)」も教えよう。

それから鰐のデスロールを教え、それが襲われた動物にとって、

地獄への道であると教えたい。

そんな恐ろしいワニがいる川や沼に入りたい?と聞きます。

誰も入りたくないでしょう。

でも、昔、入らざるを得ない時があったとして、

それが戦時中だと教えます。

簡単に太平洋戦争を教え、12月8日が開戦日だったことも教えたい。

そしてラムリー島の戦いの話をします。

ワニに殺された人数については、確かではないと告げます。

そんなワニの頭数が激減した時があり、その理由として、

捕獲されて、革製品になったことを紹介します。

さらに時間があったら、ワニの養殖のことも話そう。

  

そんな構想を持っています。

1時間(45分)では、こんなに無理かな。  

  

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