「鰐(ワニ)」の「咢」について
今日は令和5年12月12日。
ワニを漢字で書くと「鰐」です。
部首に魚がつきますが、ワニは魚ではありません。
爬虫類です。
この漢字で気になるのが、鰐の右側の部分。
ここにはどんな意味があるのだろう。
気なったら、さっそく調べます。
ここがまず参考になります。
このサイトでは、咢には3つのイメージがあると
書いてあります。
「おどろく」「やかましい」「口を大きく開ける」です。
「おどろく」としては「愕く(おどろく)」「驚愕(きょうがく)」
「愕然(がくぜん)」などがそうです。
「やかましい」では、「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」です。
意味は「遠慮することなく議論すいること」です。
そして、鰐は「口を大きく開ける」イメージです。
魚へんで口を大きく開けるときたら、やっぱりワニが浮かびます。
(もちろんワニは魚ではありませんが)
その他に、このイメージでいくと、次の漢字が浮かびます。
「萼(がく)」は植物の花の萼。
口を大きくあけて花を包むように外側にある花のガク。
「顎(あご)」のうち「頁」は顔を表します。
顔の中の口を大きく開けるに関する場所だから顎。
「鍔(つば)」は、刀の柄(つか)と刀身の間にはめる金具で、
柄を持つ手を保護するものです。
これも口が開いていて、刀剣をその穴に入れます。
以上、「漢字の音符」はわかりやすいサイトでした。
ここも参考になりました。
鰐は強靱な顎を持つことから、この漢字がワニを表すようになった説です。
ただ、昔の日本にはワニがいませんでしたので、
鰐という漢字は「サメ」を表していたようです。
いつからかワニは「鰐」となり、サメは「鮫」となりました。
今日の社会科の授業では、「鰐」の字をテレビに映して、
これが読めますか?と始めたいです。
ついでに「顎(あご)」も教えよう。
それから鰐のデスロールを教え、それが襲われた動物にとって、
地獄への道であると教えたい。
そんな恐ろしいワニがいる川や沼に入りたい?と聞きます。
誰も入りたくないでしょう。
でも、昔、入らざるを得ない時があったとして、
それが戦時中だと教えます。
簡単に太平洋戦争を教え、12月8日が開戦日だったことも教えたい。
そしてラムリー島の戦いの話をします。
ワニに殺された人数については、確かではないと告げます。
そんなワニの頭数が激減した時があり、その理由として、
捕獲されて、革製品になったことを紹介します。
さらに時間があったら、ワニの養殖のことも話そう。
そんな構想を持っています。
1時間(45分)では、こんなに無理かな。
コメント