「大人の教養TV」より フィンランドの継続戦争
今日は令和5年11月25日。
「なだらか期間」5本目の投稿。
前記事の続きで、昨晩の「大人の教養TV」より。
フィンランドとソ連の戦い。
冬戦争後に、フィンランドにナチスドイツから支援の要請が来た。
軍事支援です。
ソ連とドイツの「互いに攻めない」という約束が
まだ生きている段階でのこと。
フィンランドにとっては、悪魔の誘い。
支援を受けることにします。
スウェーデンも、ナチスドイツの圧に押されて、
国内を兵器や兵士が通過することを認めました。
ナチスドイツは、ついにソ連に攻撃をします。
そしてフィンランドもソ連と戦いを始めます。
奪われた土地を取り返すための戦争であって、
これは冬戦争の続きということで「継続戦争」としました。
ナチスドイツと手を組むのは、
あくまで土地を取り返すためだけであると強調した。
いつなんどきもナチスドイツに味方をするとは言わなかったです。
ナチスドイツには、まだ一緒に戦うと言いながら、
ソ連とは戦争終結の約束を結ぶという二枚舌外交をします。
そして、大統領が変わることで、ナチスドイツと結んだのは、
前大統領の判断であり、フィンランド国民の総意は、
ナチスドイツの支援は拒否すると声明。
こうしてナチスドイツは、フィンランドから撤退します。
小国フィンランドは、戦争を戦い抜き、巧みな外交で、
国を維持しました。
フィンランドの歴史は、ロシア帝国から独立したことから始まります。
1917年12月6日に、フィンランドは独立を宣言しました。
まだ100年と少しの若い国ですが、
冬戦争・継続戦争と試練を乗り越えました。
先進的なことをやって注目されている国です。
フィンランド、私にとってちょっと特別な国です。
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