20230916キミヤーズ塾① 数の概念を教える
今日は令和5年10月23日。
記事にしたいと思いつつも、手を出さなかったことを
今日は実行します。
先月の9月16日に参加したキミヤーズ塾のことを
記事にします。
こういう研修に行ったら、72時間以内にアウトプットしなさいと、
以前、鉄人講座で言われました。
その教えでは、もうとっくにアウトです。
でも勉強したことを、このブログに書き留めておきたいので、
できるだけ思い出してうってみます。
箇条書きがいいですね。
⚪︎ キミヤーズ塾は今回で24回。私は確か12回目の参加。半分です。
2011年の本の出版がきっかけだそうです。
⚪︎ 昨年、村上先生の個展で買ったキミヤーズTシャツを買いました。
ここでも道草 京都土産の半そでTシャツ その変容を楽しむ(2022年5月10日投稿)
キミヤーズ塾に行くのだから、このTシャツを着ようかなと迷いました。
結局やめました。きっとスタッフが着ているぞと思ったからです。
やめてよかったです。スタッフがしっかり着ていました。
私もスタッフだと勘違いされたことでしょう。
⚪︎ 村上先生はもうじき70歳とのこと。そうだろうね。
⚪︎ 村上先生曰く「定型発達は偉そう。ほんまは(自閉症の人と)五分五分のはず」
自閉症に限らず、発達障害の人を下に見るのは、やりがち。
村上先生は自閉症の特性の欠点と長所は表裏一体と考える。
融通がきかない→律儀・誠実・一徹
暗黙の了解や常識が解らない→常識にとらわれない
忘れることが苦手→記憶力がいい
集団行動が苦手→一人でうまく過ごせる など
⚪︎ 褒める=良さの発見 価値の創造
叱るより、褒める方が圧倒的に説得力がある。
自発性、自主性、自立性を引き出す。
3段褒め はじめに褒める プロセスを褒める 最後に褒める
自主性とは根気が必要と最近サークルで学んだ。
子どものとっつきがいいと教師は褒めるが、根気を見ないといけない。
3段褒めはそれとも合致する。
⚪︎ きつい言葉を言われると、脳が萎縮する。
⚪︎ 「ある」と「ない」の指導
「ある」=1 「ない」=0
「1」は数の単位である。当たり前ではなく、
約束事(定義)として、子どもに納得してもらう。
「ある」「ある」は「1」「1」
「ある」「ある」「ある」は「1」「1」「1」
「ある」「ある」「ある」「ある」は「1」「1」「1」「1」
これがとっても面倒だから、「2」「3」「4」と言おうとなる。
数の概念。発達障害の子どもには大きな壁。
⚪︎ 数えるとは、数えなくては分からないくらい多い数を、
把握するための手段。
数えることで、数の概念を教えるのは、難しい。
⚪︎ 数の保存性・不変性。
積み木が3つ。箱にしまって見えなくなっても、3つはある。
並べ方が変わっても、3つは変わらない。
⚪︎ ローテーションカードの映像。
2007年、2008年の映像。
今までに何度も見てきた映像。今でも学べる。
一人当たりのカードの枚数は7枚。私は偶然同じ枚数でやっていた。
サイズは9センチ×9センチ。
このサイズがやりやすいし、切断した時に無駄が少ない。
⚪︎ 「数のはじめ」のまとめ
1.初期の指導で、数えさせたらダメ。
2.数をイメージさせることが大切
3.工夫次第で楽しく反復練習
4.覚えさせるのではなく、引き出す。 これが難しい。
教師の背中に答えを貼ったりして、子どもにわかった!いう体験をさせている。
5.とにかく寄り添ってやってみよう。
⚪︎ 魔法陣 縦・横・斜めの足し算が同じ数になる
それがすらすらできる塾生たち。なぜだ?
きっと何か法則(アルゴリズム)があるはずだ。
調べてみた。
塾生たちが作った5×5の魔法陣は、このサイトのやり方の、
上下逆のやり方であった。
これを子どもたちに理解させるのがすごい。
目の前の子どもたちだと嫌になってしまうだろうな。
そこがすごいキミヤーズ。
つづく
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