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2022年5月10日 (火)

京都土産の半そでTシャツ その変容を楽しむ

    

今日は令和4年5月10日。

   

前記事で書いたように、

村上公也先生の個展に行って、

半そでのTシャツを買いました。

翌日には、学校に着ていきました。

さっそくお気に入りです。

  

そのTシャツは、ちょっと個性的です。

この縫い付けた布切れがよかったのです。☟

Rimg0943

Tシャツに添えられた村上先生のメッセージを

一部引用します。

  

Tシャツ・トートバッグを飼う

ターンバックルのTシャツとトートバッグは、シルクスクリーンの

版の制作から、プリントもデザインも、布の縫い付けもすべて村上

一人でやっています。だから、商業製品とは異なる手作りオリジナ

ル作品です。

制作は、先ず土台となるTシャツやトートバッグにターンバックル

のデザインをシルクスクリーンでプリントします。次に、別の布に

同じシルクスクリーンの版でプリントします。色や形がいろいろな

柄の布にプリントするのです。大きさのバランスを考えて、試行錯

誤しながら、ジグザクミシンで、その布をTシャツやトートバッグ

に縫い付けます。ミシンで縫い付ける作業ももちろん、村上がやっ

ています。ちなみに、ミシンの技術が以前と比べ、格段に上達しま

した。

土台となるTシャツやトートバッグと縫い付けてある布の両方にプ

リントが施されているので、縫い付けてある布が、破れたり、縫い

糸がほつれたりしても、、土台のプリントが下に見えます。破れや

糸のほつれをオシャレなエージングと捉えて、表情の変化を楽しん

でもらえると思います。できるだけ長く使ってもらって、自然に変

容していくことを楽しんでください。(中略)

Tシャツとトートバッグは、使い込んで、ラフに洗濯機で洗濯して、

少しずつ自らの時間、思い出を染み込ませるのが、ベストかと思い

ます。

こだわりのあるものを見につけたり、持ち歩いたりすることは、生

活を楽しむことでもあると思います。それは、自分が自分であるこ

との表現でもあると思います。

Tシャツやトートバッグ自体が、正装とは反対の方向にあるもので

すから、普段の自分というか、自分らしさが最も表現しやすいアイ

テムだと思います。気軽に楽しんでください。

  

  

「買う」ではなくて「飼う」と表現しているところがいいです。

これからこのTシャツとお付き合いしていく中で、

Tシャツは生き物のように変容していくのでしょう。

村上先生は、相変わらず面白いことを考えます。

エージングとは?調べました。

「老化」「熟成」

ここでは熟成の意味ですね。

  

 

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