写真をヒントに、数取機の場所を見つけ出す授業
今日は令和5年9月27日。
図工の教材研究をしました。
タブレット端末で自分の顔を写真に撮り、
そこにペンを使って、落書きをする。
あるいは、雲の写真を撮って、そこに落書きをする。
そんな授業をやろうと思っていましたが、
ちょっと違うことを思いついてしまい、
昨日は実行しました。
これは図工と言えるかどうか・・・。
最近、授業で使った数取機(カウンター)。
教師が、あらかじめこの数取機を、校舎のどこかに隠しました。
どこに隠したかは、その場所を写真に撮っておき、
その写真には、ヒントが写っているので、
頭を使えばわかるようにしました。
数取機は6個。実際の写真です。
数取機に一緒に置いてある紙には、
「9月26日の5・6時間目に使いますので、
そのまま置いておいてください」と書いてあります。
そうじゃないと、落とし物だと思われて、
誰かに持って行かれてしまうからです。
今回の授業は、交流に2人が行ってしまったので、
3人の子どもとの授業でした。
それぞれの子どものタブレット端末に写真を転送。
3人で一緒に考えて、探してきてくださいと言いました。
20分くらいかかったかな、子どもたちは探し出しました。
わからないのは、通りがかった先生に、写真を見せて、
「これ、どこだかわかりますか?」と聞いたそうです。
その先生もわからなかったそうですが、
こういうコミュニケーションも、支援学級の児童には必要です。
3人の子どもたちにも、自分がやったように、数取機を隠させて、
写真を撮ってくるように言いました。
それを今度は自分が探します。
「撮る時に、写真の中にヒントを入れるように」と言いましたが、
ヒントを入れることは、子どもたちには難しかったようです。
こんな写真がありました。
これは超難問でした。
これだけわからずにギブアップ。
子どもに、置いてある場所に案内してもらいました。
これは、体育館のステージ上にある演台の下でした。
なるほどでした。
もっと真剣に推理したら、わかったかもしれません。
木の枠に囲まれた場所であり、その木の枠には、
小さな足がついていることは、写真からわかります。
演台かあ〜。思いついたら気分よかったよなあ。
私が子どもたちに課した第2問の写真です。
3枚目の写真。水飲み場の一端が写っているのがヒント。
5枚目の写真。傘がたくさん写っている写真。
S君が、興奮した時にクールダウンする場所の写真。
S君は、写真を見て即座に飛んで行きました。
慣れたせいか、1回目よりも全部発見するのが早かったです。
少人数の学級だから、できる実践ですね。
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