« 我が家にハエトリグモがいます | メイン | 「大人の教養TV/日航機墜落事故」 「陰謀論」と揶揄されても »

2023年8月12日 (土)

38年が経った 日航機123便墜落事故

  

今日は令和5年8月12日。

  

1985年(昭和60年)8月12日の日航機墜落事故。

昨日の NHK9時のニュースで報じられていました。

日航で、当時を知る職員は全社員の1、2%だそうです。

(今年3月末現在で)

38年の月日が流れましたからね。

その当時を知る職員が、

若い職員に事故の話をしているシーンが映りました。

安全の大事さを伝えていました。

  

しかし、それは日航123便に乗っていた職員にとって

辛いことだと思うのです。

私は、日航123便は、不可抗力で墜落したと信じています。

安全には十分配慮していたのです。

それなのに、このような事故を起こさないように、

気をつけていきましょうという呼びかけは、

虚しく思います。

定年間近の職員が、

本当に伝えないといけないことがあると思うのです。

   

日航機123便のフライトレコーダー、ボイスレコーダー開示請求訴訟は、

今年の6月1日に、東京高裁が原告の控訴を棄却。

審議もされずに棄却ですよ。残念です。

現在、最高裁で審議してもらうために上告しています。

その結果が出るまでに、まだ何ヶ月もかかるそうです。

レコーダー開示によって、真相が明るみに出る可能性は大です。

  

原告代表の吉備素子さんは、事故で夫を亡くされました。

現在80歳になられます。

その吉備さんからのメッセージが、7月29日に届きました。

  

ここに転載して、日航機の裁判が現在行われていることを、

少しでも周知できたらと思います。

  

会員 準会員 関係者 マスコミ各位
 
会長の吉備素子です。(代筆事務局)
猛暑の中、弁護団の先生方と資料提供の青山透子氏により、無事に最高裁判所への上告手続きがすべて終了したことをお知らせします。
最高裁の場合、上告理由書の退出日期限が50日以内と厳格に定められていますので期限厳守の中、三宅弘弁護士を中心に、先生方、青山さんには大変な労力とご尽力を賜り、本当に感謝しています。
上告には憲法議論も含めていろいろと条件がありまして大変であったと思います。今回は、東京地裁加本裁判長とJAL側弁護士のような、「受け取っていない」といった口裏合わせは通用しませんが、裁判官の最高峰でありますので、ぜひ最高裁では独立した精神で客観的な判断をお願いしたいと心から思っています。審議には数か月はかかる様子ですので、引き続き、皆さんと一緒に頑張りたいと思います。
私は元気です。ぜひよろしくお願いします。
今回も応援団としての皆さんの行為の数々ありがとうございます。皆さんが、自分のこととして考えてくださってきたことに深くお礼申し上げます。中でも、全国の図書館にJAL裁判を周知させるために寄贈してくださっているYさん、特に遺族が多い大阪地区を中心に50以上の図書館に送り続けてくださっています。ありがたいことです。また、ご自身が昔、関わった労働組合での経験を活かして組合関係者、これも全国の60か所以上に、「 JAL 裁判」の周知を手紙で教えてくださったTさん、ほんまにありがとうございます。いつも、あらゆる内外の情報を当会に送り続けてくださっているOさんも新規準会員になってくださって、ありがたいことです。
 
なお、青山氏や遺族の小田さん、ユーチューバーのワタナベケンタロウさんを名指しで、「公害」とか「 低レベルで知能指数が疑われる位、下劣な話」とツイートしている元自衛官がいると聞きました。さっそく弁護団に相談したところ、明らかに侮辱罪に当たるとのことでしたが、そもそも見ている人が少数なので、こちらが取り上げる労力と比較すれば無駄な可能性があり、とのことでした。
そこで、皆さんの中で万が一、そのような書き込みを発見した場合は、ぜひ次のような私の言葉をその人に伝えてください。
 
「私(吉備素子)が、38年間も夫の死因に疑問を持ち続けてきた中で最大に協力してくれた青山さん、同じ疑問を持つ遺族の小田さん、日航123便事件を真剣に議論してくれているワタナベさんに対し、そういった侮辱の言葉は一切謹んでいただきたい。あなたがどうしても言いたいことがあるならば、裁判に出てきてください。私があなたと話をします。今後またそういう書き込みをしたら、私が告訴します」
 
これぐらいしないと、後を絶たないと思います。ただ、おそらくその自衛官は何等かの事情を知るか、昔、何等かの形で関わっていたのだと思います。裁判に引っ張り出すのもいいかもしれません。
38年という長い年月、私がどういった思いで過ごしてきたか、そういった人たちもわかってくださると信じています。
また遺族同士の連携が取れないように、お互いの悪口を言いふらしていたのが一部の日航の世話役だったことも後からわかりましたが、JALがしてきた遺族対策は醜いものでした。
青山さんに対しても裏で嫌がらせと悪評を流し、それに応じたマスコミ関係者や個人のジャーナリストの中にはそれを流布する役割で仕事を得てきた人もいました。
ほんまに愚かな行為です。隠蔽してきた日航、政府、自衛隊員たちに、ぜひ裁判で正直に語ってほしいと思ってきました。しかしながら裁判長もグルのようなものでしたので大変残念でした。
それについて、私の裁判報告は、ワタナベさんのユーチューブで語る予定です。公開日時はまたお知らせします。
 
来週、青山さんの「遺物は真相を語る」が文庫本となって書店に並びます。ぜひ多くの人たちに手に取ってもらい、真実を知っていただけるように広めてください。
ぜひ、よろしくお願いします。
猛暑の大阪より皆さんへ
吉備 素子

   

ワタナベケンタロウさんが、吉備さんにインタビューした動画は、

今日、アップされました。


YouTube: 【日航機墜落事故128】激白!納得できるわけない!聞け!ご遺族の声

  

これも必見です。

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_8460
  • Img_8459_2
  • Img_8458_2
  • Img_8457_2
  • Img_8456_2
  • Img_8455_2
  • Img_8454_2
  • Img_8453_2
  • Img_8452_2
  • Img_8451_2
  • Img_8449_2
  • Img_8450_2

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉