ハードボイルド「スクイズ・プレー」を読みました
今日は令和4年11月5日。
この本を読みました。
「スクイズ・プレー」(ポール・ベンジャミン著
田口俊樹訳 新潮文庫)
なぜだろう。ダシール・ハメットとか、
レイモンド・チャンドラーの名前をよく覚えています。
若い頃に読んだのだろうか。
高校生くらいの頃から大学生のころは、
手当たり次第に本を読んでいた覚えがあります。
その中に、この2人の本はあったのだろうか。
あったとしたら、きっと文庫本だと思います。
今回の「スクイズ・プレー」の巻末の解説で、
この2人の名前が出てきました。
何よりも生き生きとしたワイズクラック(へらず口もしくは軽口)、
ユーモラスな警句、皮肉な眼差し、誇張した卓抜した比喩など、ハ
メット、チャンドラー、ロス、マクドナルド、さらにはミッキー・
スピレインなどの伝統的なハードボイルドでお馴染みの特徴が至る
ところで味わえて愉しいのである。
(385p)
そうなんです。「スクイズ・プレー」はハードボイルドの小説です。
私立探偵が出てきて、殺人がいくつも起こり、
私立探偵も殺されかけますが、どうにか生きのび、
事件を解決していきます。
何より、しゃれた文章が楽しい。
※う~ん、この後にも文章をうって、
公開済みにしたつもりですが、
消えていました。
あらためてうつ元気が、現時点ではないので
このままにしておきます。
しゃれた文章を毎ページ楽しんで読んだ本という感じでした。
(11月6日午前10時44分記)
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